もくじ

 

ビッグコミックで連載が始まった「颯汰の国」

最新話となる9話のネタバレを紹介していきます。

 

2019年6月10日発売された12号に掲載されました。

江戸時代初期。徳川盤石の世に進みゆく時代の影で、改易という憂き目に遭いながらも、敢然と幕府に立ち向かい、同志たちと独立国家ともいえる自由の領地(くに)を勝ち取った男がいた!!
物心ついたときに両親は亡く、寺の和尚に育てられた颯汰は、時が経ち、剣の腕が立つ青年へと成長する。
一緒に育った友たちとともに青春を謳歌していた颯汰の運命は、ある日、領地の改易という事態で一変する。
幕府の大いなる力の前に、颯汰はどう立ち向かうのか…!?
『あずみ』、『おーい!竜馬』の小山ゆう、渾身の歴史スペクタクル活劇!!


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颯汰の国【9話】ネタバレ!最新話「御領侵入」

 

颯汰の国ネタバレ

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颯汰の国 9話「御領侵入」

 

 

夜陰に紛れ、幕府直轄領に入った。

 

先に潜入し、事を進めてくれていた二人が、向こうに見える。

 

民を説得する役割を果たしていた人が村上作兵衛で、もう一人は、忍びの達人で、彼にかかると開けられない錠はない言われる欣助だ。

 

 

今回の計画は古賀が立てたが、人々を困らせていると評判の悪い代官を追い出して代わって国を治めることになる。

 

 

代官を追い出す時に戦いは避けられないだろうし、追い出したとしても国にもともと住んでいる人々の協力を得られなければ、成功することは困難だ。

 

 

村上の調べたところによると代官が私腹を肥やして貯め込んでいた額は予想以上で、また領民の代官に対する怒りや恨みつらみも予想以上だったらしい。

 

ただ追い払うだけでは気が済まない、と言う領民も多いとの事だ。

 

欣助が報告するが、追い払うべき代官側の人数は代官の妻子を含めて23名のようだ。欣助が裏木戸のカギを開けて代官所の中に潜入した。

 



 

 

見取り図や各部屋にいる人数などもすべて調べ上げてあるが、一人として逃亡させるわけにはいかず、大声で叫ばせるわけにもいかない。

 

全員寝静まったと思っていたが、代官を含めた5人がまだ起きているらしい。

 

酒を飲み、因縁をつけて差し出させた村の娘たちをもて遊んでいるのだ。この5人の始末は颯汰が担当することになった。

 

颯汰が踏み込むと同時に、全員が役割分担をして各部屋で行動を起こすのだ。

 

 

颯汰が担当の部屋に行くと、娘が一人、厠に行くと部屋を出てきた。

 

颯汰は娘と話して着物を借り、変装して部屋に忍び込んだ。

 

ガッ!!

 

ゴッ!!

 

パグッ!!

 

ゴン!!

ズドッ!

 

!草太はあっという間に木刀で5人を気絶させた。

 

鮮やかなものである。他の部屋もすべて成功裏に制圧したようだ。日が昇ったころ、領民が代官屋敷を訪れた。村上は代官が私腹を肥やした5千両もの金を領民に公開する。

 

そして古賀がその金は元々領民の金なのですべて返却すると言った。領民は大喜びだが、それだけでは満足できない。虐げられ、娘たちをひどい目にあわされた領民は鎌や斧をもって代官たちに迫って行った。

 

颯汰の国【9話】ネタバレ!最新話の感想

 

領民たちの気持ちはよくわかる。今までの代官達のひどい仕打ちが、領民たちの身に沁みついており、このままでは許せるものではない。

しかし、この地から代官達を追い出し、平和裏にこの地を治めるためには、代官達を殺させるわけにはいかない。殺してしまうとそれでなくとも幕府は黙っていないだろう。代官達を殺させないために颯汰達は領民を抑えようとするが、人数が多すぎる。

しかも、恨みつらみの度合いが尋常ではない。今後の協力を得るためにも領民たちも一人として傷つけるわけにはいかない。さて、どうする颯汰!?