もくじ

 

ビッグコミックで連載が始まった「颯汰の国」

最新話となる8話話のネタバレを紹介していきます。

 

2019年5月25日発売された11号に掲載されました。

江戸時代初期。徳川盤石の世に進みゆく時代の影で、改易という憂き目に遭いながらも、敢然と幕府に立ち向かい、同志たちと独立国家ともいえる自由の領地(くに)を勝ち取った男がいた!!
物心ついたときに両親は亡く、寺の和尚に育てられた颯汰は、時が経ち、剣の腕が立つ青年へと成長する。
一緒に育った友たちとともに青春を謳歌していた颯汰の運命は、ある日、領地の改易という事態で一変する。
幕府の大いなる力の前に、颯汰はどう立ち向かうのか…!?
『あずみ』、『おーい!竜馬』の小山ゆう、渾身の歴史スペクタクル活劇!!


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颯汰の国【8話】ネタバレ!最新話「出立」

 

颯汰の国ネタバレ

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颯汰の国 8話「出立」

 

 

剣術の師範である近藤先生が仲間に加わった。

 

あれほど子煩悩である近藤先生が良く妻子と離れる決心が出来たものだ。

 

 

二度と妻子と会えないわけでは無いので、家族で話し合い、武士として姫と若君を守り抜くこの役目を選んだのだと言う。皆の準備が出来たのでいよいよ出立だ。

 

そこに「父上」と呼ぶ声が聞こえる。

 

近藤先生はすぐ気が付いたようだが、お嬢さんのひなさんだ。皆で十分話し合ったが、子供たち二人がどうしても、もう一度お見送りをしたいと言うのでやってきたのだ。

 

 

妹の方のひなは父親の近藤先生に駆け寄り胸に抱きつき涙を流した。兄の孝一は、けなげにも涙をこらえ、父親との別れを惜しんでいる。

 

 

一行は出発したが、そのうしろ姿をいつまでも見送っている。

 

 

ひなは走って父親を追いかけようとしたが、兄の孝一に抱きかかえられ止められた。

 

 

近藤先生も本当に後ろ髪を引かれる思いだ。一行は月明かりの中を合流場所へと急いだ。先に人が集まっているのが見えてきた。

 

 

6人の人々と馬に積まれた荷駄が見える。やっと、仲間と合流で来た。

 

 

やはり、心なしか緊張が解けてほっとする。初めて顔を会わせる人もあり、お互いに紹介を始める。

 

 

たった一人で姫を救い出してくれた佐々木颯汰という方はどなたかと真っ先に問われた。

 



 

 

紹介されると若い、頼もしいとひときわ褒められた。合流した3人の武士は各々が、何かに秀でた人物だとわかるほどのたくましい、しっかりした顔つきをしている。

 

 

聞くとこれ以外にも、すでに他国に到着し、家族の生活のめどが付いたら合流する者、すでにこれから行く国に潜入し、事を進めてくれている者などがいるようだ。

 

 

若君がこれからどこへ行って何をするのかを知りたがった。

 

若君だけにはまだ説明していなかったので、颯汰が説明することになった。

 

今回の改易は理屈を無理やりこじつけたものであったこと、それによって家臣やその家族たちが路頭に迷っていること、一家心中まで考えた家族がいることなどを話した。

 

そしてこれから山向こうの幕府直轄領にいき、人々を苦しめている悪徳代官に代わってその国を治めることなどを話した。

 

颯汰の国【8話】ネタバレ!最新話の感想

 

いよいよ事をなす時が来た。

 

今回の改易で多くの家臣が困り果てている。姫は横山宗長に結婚を迫られ、若君もいつ難癖をつけられて殺害されるかもしれない。

 

 

また、今回の計画は古賀が立てたが、幕府直轄領に侵入し、人々を困らせていると評判の悪い代官を追い出して代わって国を治めることになる。

 

 

代官を追い出す時に戦いは避けられないだろうし、追い出したとしても国にもともと住んでいる人々の協力を得られなければ、成功することは困難だ。

 

戦、統治、人望などいろいろな能力が必要だ。成功を祈る!!