もくじ

ビッグコミックで連載が始まった「颯汰の国」の最新話となる5話のネタバレを紹介していきます。

2019年4月10日発売された8号に掲載されました。

江戸時代初期。徳川盤石の世に進みゆく時代の影で、改易という憂き目に遭いながらも、敢然と幕府に立ち向かい、同志たちと独立国家ともいえる自由の領地(くに)を勝ち取った男がいた!!
物心ついたときに両親は亡く、寺の和尚に育てられた颯汰は、時が経ち、剣の腕が立つ青年へと成長する。
一緒に育った友たちとともに青春を謳歌していた颯汰の運命は、ある日、領地の改易という事態で一変する。
幕府の大いなる力の前に、颯汰はどう立ち向かうのか…!?
『あずみ』、『おーい!竜馬』の小山ゆう、渾身の歴史スペクタクル活劇!!


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颯汰の国【5話】ネタバレ!最新話「切腹」

 

颯汰の国ネタバレ

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5話「切腹」

 

兵を引き連れて城に入った横山宗長は実に横暴な態度で殿に命じた。さぞや悔しいであろう。さぞや無念であろう。

 

しかし、ここは武士の意地として、見事腹を十文字に掻っ捌いて見せたらどうか。琴姫や若君はただ無念の涙を呑むのみである。

 

殿は腹に刀を突き立て、横に掻っ捌いた。

 

宗長は興味津々でのぞき込む。しかし介錯人はひと思いに首を落とした。宗長は介錯が早すぎると残念そうである。殿が割腹して苦しむ姿をもっと見ていたかったのであろう。

 

何とも残酷な男である。翌朝、横山宗長の命を受け、部下の一隊が琴姫を横山の領地に連れていくために城を訪れた。

 

乱暴に琴姫にお付きの腰元を押し倒しながら琴姫を連れ出す。その頃、颯汰の家を古賀忠隆が訪れていた。古賀氏は颯汰に会い、秘策を話した。

 

颯汰はその話を聞いて是非とも自分もお供させてほしいと懇願した。ちょうどそこへ伝令の早馬が着いた。姫が宗長の命で無理やりかごに押し込められ連れていかれたと報告が入る。

 

颯汰はそれを聞くや否や早馬として乗ってきた馬を借り、姫の後を追った。

 

古賀氏は言う。

 

 

敵は多勢だ

 

もう一頭の馬を手配し、古賀氏が同行するまで待てと颯汰を諫めるが聞かない。

 

颯汰は木刀を持って行ったが、これは戦である。真剣を抜き合う戦いとなる。

 



 

しかし、一人でも宗長の家臣を切り殺せば、徳川をバックにした横山家と反逆者の高山家との戦となり、ただでは済まない。

 

一方、横山家への一本道を追いかける草太であるが、遠くに敵の一団を発見した。しかし思っていたより敵の数が多い。

 

敵は槍や刀を持ち、鎧を身に着けた相手である。

 

どう戦えばよいのか。

 

 

颯汰には真剣を持って戦った経験がない。しかし何としても姫を救い出さなければならない。もう考えるのはやめた。

 

 

やるしかない。

 

命運は天にありだ。

 

颯汰は馬を駆る!!

 

 

ドカカッ!!

 

 

ドカカッ!!

 

 

ドカカッ!!

 

 

そのまま姫が押し込められた駕籠を追い抜き、馬を止めた。

 

馬が逃げないように、木につなぎ、颯汰は不退転の覚悟で駆ける!!勝負だ!!

 

颯汰の国【5話】ネタバレ!最新話の感想

 

古賀忠隆の秘策とはいったい何だったのか?

 

もう少し早ければ琴姫を拉致されずに済んだのではないか?

 

しかし、それを言っても仕方がない。颯汰の相手は完全武装した30人以上の兵である。おおごとにせずにこれを倒し、姫を無事奪還できるのか?

 

奪還できたとしても、その後はどうすればよいのか?宗長が攻めてくるのは明らかである。

 

幕府の命だと言って、錦の御旗を押し立ててくるに違いない。

そうなれば高山家には勝ち目はないのではないだろうか?古賀氏の秘策はそれさえも解決できるものなのか?