もくじ

 

ビッグコミックで連載が始まった「颯汰の国」

最新話となる11話のネタバレを紹介していきます。

 

2019年7月10日発売された14号に掲載されました。

江戸時代初期。徳川盤石の世に進みゆく時代の影で、改易という憂き目に遭いながらも、敢然と幕府に立ち向かい、同志たちと独立国家ともいえる自由の領地(くに)を勝ち取った男がいた!!
物心ついたときに両親は亡く、寺の和尚に育てられた颯汰は、時が経ち、剣の腕が立つ青年へと成長する。
一緒に育った友たちとともに青春を謳歌していた颯汰の運命は、ある日、領地の改易という事態で一変する。
幕府の大いなる力の前に、颯汰はどう立ち向かうのか…!?
『あずみ』、『おーい!竜馬』の小山ゆう、渾身の歴史スペクタクル活劇!!


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颯汰の国【11話】ネタバレ!最新話「少女・ふえ」

 

颯汰の国ネタバレ

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颯汰の国 11話「少女・ふえ」

 

 

悪徳代官とその一味を捕らえたが、領民の怒りは納まらない。

 

しかし、颯汰は機転で領民の怒りを逸らし、危機を乗り越えた。この危機に対するとっさの機転は誰の血だ。12年前、和尚は颯汰の生い立ちを少し語った。

 

 

颯汰の母親のふえは

この土地で生まれ育った子で、明るくて活発な子であった。

 

 

 

ふえは両親が亡くなり親戚に引き取られてこの地を出て行ったが、その親戚はふえを大道芸をさせる親方に売りつけてしまったのだ。

 

 

そしてさらに7年ほど経ったころ曲芸をやらされていたふえを、家康が見初めたらしい。

 

 

その時家康は73歳であった。

 

 

家康のお供の中にふえの親方と幼馴染の侍がおり、その日に家康の宿になっている寺に来て、ふえに曲芸を見せるようにと言ってきた。

 

 

親方は家康に取り入って大金を稼げる良い機会だと考え、ふえに言い聞かせたうえ、家康の宿所に派遣した。

 



 

 

家康は目の前で見るふえの曲芸に大層喜び、その日のうちにふえを我が物にしてしまった。

 

 

そしてなんと、ふえはその一度の交わりで身ごもってしまったのだ。

 

 

それを聞いた家康は大層喜んだ。

 

 

家康が74歳の時の子供となる。

 

 

すぐに母子ともに屋敷に引き取ると言い出したが、親方はふえがいなくなると稼ぎが少なくなるので、赤子だけを家康に差し出したのだ。

 

 

子供を奪われたふえは半狂乱になって探し回り、とうとう探し当てた。昔からの言い伝えで、捨て子は丈夫に育つと言われており、赤子もその習わし通り、寺の前に捨てられるところであった。

 

 

家康の部下の侍が取り巻くその一瞬のすきに、ふえは赤ん坊を取り返し逃げた。

 

 

そして行く当てもなく、故郷であるこの地に帰ってきたのだ。

 

 

そして、颯汰が育てられた和尚を頼ってこの寺にきたのだ。

 

 

一方、家康であるが駿府城で倒れた。

年齢も74歳である。

 

 

その噂を聞きつけた金地院崇伝が見舞いに来た時、崇伝のもつ数珠が切れ、珠が一つ零れ落ちた。

 

崇伝はそれを不吉なしるしだとして、家康の赤子の話を聞いたその時であったので、赤子が不吉な星のもとに生まれたとして、その命を絶つことを命じた。

 

颯汰の国【11話】ネタバレ!最新話の感想

 

なんと颯汰は家康のご落胤だった。やはり血はいろいろな才能を引き継ぐのか。ふえは曲芸をするほど、子供のころから運動神経が発達していた。

 

家康は年月をかけて天下統一をなし、江戸時代が長く続く礎を築いた。その才能も非凡なものであることは間違いがない。しかし、颯汰はこれから徳川幕府に盾をつくようなことをしなければならない。

 

一方で、家康のご落胤でありながら、将来幕府に仇をなす人間だとして命を狙われている。はたして颯汰は目標だとする、領地の収めをすることが出来るのか?