もくじ
ビッグコミックスで連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』
最新話13話のネタバレを紹介します。
7月10日発売の第14号に掲載されました。
しょうもない僕らの恋愛論【13話】ネタバレ
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13話「あの人はまだ・・・・・」
拓郎は得意先から指摘された箇所を修正して、明日までに提出しなければならない。多分徹夜になる仕事だ。
そこにくるみから会えないかとメールが来た。
仕事が詰まっているからと、いったん断ったが、どうも様子がへんだ。色々あって煮詰まっているようだ。他に話せる人がいないとも書いていた。
拓郎は仕事を放っておいて、くるみのもとに飛んで行った。
不安に満ちた表情で、窓の外を眺めている。話を聞いてみるとお父さんのことが原因で悩んでいるようだ。いつも突然訪ねてきて、勝手な事ばかりを言う。
今日も一緒に暮らさないかと言い出したようだ。
拓郎はお父さんと聞いて、
安奈の主人だと気が付きそちらの方が気になった。
くるみは父親の事をチャラいとか、輸入雑貨の会社をやっているが従業員も数人の小さな会社だとか、香港に今住んでいるとかを話した。
一緒に住もうと言う父親の提案については、色々考えるとそう簡単には断れないと思っているようだ。
実はくるみは今おばあさんと一緒に暮らしていて、お金の問題が大変そうだ。
高校を卒業して大学に行くとなると、またおばあちゃんに負担をかけてしまう。喫茶店をやっていると言っても、それほど稼ぎは多くない。
父親と一緒に暮らせば、おばあちゃんの負担は軽くなるが、おばあちゃんは父親を嫌っていて、父親の言うように3人一緒には暮らせない。
一方的にくるみは胸につかえていることをしゃべったが、拓郎は全く聞いていない。
安奈とお父さんはどのようにして知り合ったのかとか、どうして離婚したのかとか、そちらの方が気になっているようだ。
拓郎は安奈に普通に結婚して、子供を産んで、育てて、いい奥さん、いいお母さんになって、いい家庭を作ってほしかったのだ。
普通に幸せになってほしかったのだ。
離婚したと言う事を聞いてショックを受け、くるみの話よりそちらの方が気になっていたのだ。くるみは相談しに来たのにろくに話を聞かず、母親の安奈のことばかり考えている拓郎の事を少し嫉妬した。
初恋の人である安奈のことがいまだに心に残っているのは嬉しいことだが、もしかすると悠の言うように私は拓郎のことが好きなのかもしれない。
しょうもない僕らの恋愛論【13話】ネタバレの感想
拓郎は未だに安奈のことが忘れられないようだ。父親が倒れたことで、約束した時間に約束の場所へ行くことが出来なかった。
父親を見舞いに故郷へ帰り、そのまましばらく故郷にいたことによって、安奈とは疎遠になってしまった。いまでも、本当に後悔している。
くるみにも安奈となぜ別れたのかを詰問されたが、決して別れるつもりではなかったのだ。そして、何度か会っているうちにくるみが拓郎の事を好きになってしまったようだ。
文字通り親子ほど年が離れた二人だが、どのように進展していくのだろう。