もくじ
ビッグコミックスで連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』
最新話21話のネタバレを紹介します。
11月10日発売の第22号に掲載されました。
しょうもない僕らの恋愛論【21話】ネタバレ
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21話「バカだなあたし・・・」
初めての二人だけの温泉旅行、楽しみにしていた絵里に叱られ、拓郎は反省した。
確かに拓郎はこの旅行に集中せず、ほかのことに気を取られていた。絵里があんなに楽しみにしていたことを知りながら、心ここにあらずだった。
そして旅行が二日目に入った時、拓郎から「一緒に住もう」と言い出した。
絵里は戸惑いながらも、喜んだ。二人で一緒に住む場所を探す。
絵里にとってこれほど幸せなことはない。
もう一度拓郎に確認した。
本当に一緒に住むのね。もう一度、一緒に住もうと拓郎の口から言ってほしい、拓郎の口から聞きたい。拓路は照れながらも「一緒に住もう」といった。
絵里はそれを聞いて頬を赤らめながらも、うれしさを隠すことができない。
いつもの店の、いつものマスターがそれを感じてお祝いの“焼きそば”をプレゼントしてくれた。
二人で来週に、絞り込んだ候補の部屋3件を下見に行くことに決めた。
絵里にとっては旅行よりもウキウキする出来事なのだろう。拓郎との別れ際、拓郎に指示した。
引っ越しまでに、押し入れに詰め込んでいるいらないものを処分すること。
なぜ、絵里が拓郎の部屋の押し入れの中まで知っているのだろう?
女は怖い!!
休みの日に拓郎は絵里に言われた、押し入れの整理を手掛けた。
絵里の言う通り、確かに要らないものがたくさんある。
つぎつぎと区分けしていくが、写真帳が出てきた。
16歳、17歳の絵里の写真が出てくる。
カワイイ!!
ついつい懐かしくて見入ってしまう。
こんな絵里と今度は一緒に住むようになったのか。
手が止まってしまう。拓郎のライブで歌っている写真、練習風景、次々と懐かしい写真が出てくる。
あっ!!
安奈の写真が出てきた。
この写真は、隠し撮りを含め全部拓郎が撮ったものだった。
若気のいたりとはいえ、このころは安奈の事しか頭になかった。
自分自身が恥ずかしい。
この横顔はくるみちゃんにそっくりだな。
でも、多分もうくるみちゃんには会えないのだろうな。
そのころ、くるみは拓郎と最後に会った時のことを考えていた。あの涙を流したシーンが忘れられない。絵里とのことを聞かなければよかった。
あんなことしなければ、今でも片思いで付き合っていられたのに!!
しょうもない僕らの恋愛論【21話】ネタバレの感想
拓郎と絵里は一緒に住む段階を進み始めた。場所を考えるのに、通勤時間を考え、通勤経路を考え、部屋の家賃も考えなければならない。
今住んでいる部屋の引っ越しのための整理や、契約の関係、支払いの関係も考えなければならない。しかし、何かと大変だが、絵里にとってはこんな楽しいことはない。
拓郎と一緒に住むための苦労なら、どんなことも厭わない。拓郎も一緒の考えだろうか?後悔はしないのだろうか?そのはずだがいまだに何かを引きずっている感じがする。