もくじ
ビッグコミックスで連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』
最新話11話のネタバレを紹介します。
6月10日発売の第12号に掲載されました。
しょうもない僕らの恋愛論【11話】ネタバレ
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11話「自分で変えないと」
小英出版の武田さんは確かに細かいことを言うし、注文の多い人だけど、ソロ特徴を差し引いても修正の注文が多くなっている。
今回もこれで5回目のリテイクだ。
それは武田さんのせいではなく、
やっぱり俺のせいなのだろうか?
オレの感覚がズレて来ているのだろうか?
拓郎は社長に呼ばれた。
神田出版の「ミドル」の表紙担当を、太田君から野口に変えると言う。
野口君については神田出版からの要望らしい。
太田君は俺が教育担当だったのだが、これも俺に責任があると思う。
会社としてはこの仕事を
なんとしても手放すわけにはいかないので、今回はこらえてほしいと社長に言われた。
野口君はどちらかというと変わり種で、建設会社から転職してきた。
ガタイもでかく
どちらかというと繊細なセンスがあるとは
とても思えないのだが。
会社に居りたくなくて、本屋をうろついた。
以前、俺がデザインしたワカタマコさんの新連載の本が並んでいる。
表紙を見て衝撃を受けた!!
キダ・デザインの円くんがやったものだが、
ロゴはワカタマコさんの娘さんの字をそのまま使っている。
こんな発想は今までオレはしたことがなかった。
本を持つ手はブルブルと震えるほどのショックを受けた。
一方、絵里は会社の同僚が、最近産休に入る人が多くて困っている。
同期の薫もすでに結婚して二人の子供がいるが、離婚が決まったと言う。薫はたくましく、ますます頑張るつもりだが、その薫に説教された。
あんたが今一人でいる状況は、自分で作り出したものでしょ。
例の高校の同級生の事をずーっと引きずって、私がだれか紹介してもいつもすぐに別れてしまう。
かといってその同級生に詰め寄ることもない。
今のそういう生き方を選んだのは、全部あんたよ絵里!!
さすがにこの薫の説教はこたえた。
何か思うところがあるなら、自分で変えないといけないのだ。
決意に勢いをつけるため、なじみのスナックをのぞくと、拓郎が先に来ている。
いま拓郎に会うと決意が鈍ってしまう。
今日はこのまま帰るが、もう気持ちを隠すことはやめることにする!!
しょうもない僕らの恋愛論【11話】ネタバレの感想
拓郎は拓郎で今までそこそこ自信を持ち、しかも順調であった仕事が大きな曲がり角に来ている。若い人のセンスや考えていることについていけなくなったようだ。
自分では決してそんなことはないと思っているが、まわりの反応やほかの人がやった仕事を見ると、確かにそう感じる時がある。なぜこんなことになったのだろう。
努力はしてきたつもりだった。絵里は絵里で一人で生きていくことが厳しくなった来た。管理職になり仕事は面白いが、人生はそれだけではないはずだ。二人の悩みは何処へ行くのか?