もくじ

 

週刊少年サンデーで連載中の「第九の波濤」

2019年7月3日に発売された31号に掲載された

 

 

最新話97話を読んだので感想や内容の

ネタバレを紹介していきます。

 

作者:草場道輝

SNS依存症気味の都会っ子だった海老原湊は、長崎の女の子・凪子に一目惚れしたのがきっかけで長崎大学水産学部に入学。一学期にはカッター船の操船訓練や、救命訓練、ロープワーク…洋上で必要な技術・体術を徹底的に仕込まれる。養殖業者のもとで夏休みのバイトをこなし、秋の学祭を迎えるころには、もやしっ子だった湊に少しずつたくましさも見えてきて…!?
長崎の海風が、やさしく厳しくイマドキ男子を変えていく。海洋浪漫キャンパスデイズ!

 

 

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第九の波濤【97話】最新話のネタバレ!

 

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【97話】新しい漁業をさがして

 

 

海老原たちはセーリングヨットの練習の途中で新長崎漁港地区に立ち寄ります。

 

環東シナ海環境資源研究センター、通称“環シナセンター”には長崎大学の「ラグビー先生」こと川辺先生に会い、洋上風力発電施設「はえんかぜ」の話を聞きます。

 

漁科を選択した海老原は、やりたい仕事や明確な目標がまだ漠然といていた時、環シナセンターに掲示されていた漁業の未来図に心を動かされます。

 

それは海老名の同級生の潜木も同じようで、普段はクールな彼の胸を熱くさせるものでした。
新しい漁業の姿を見てみたいー。

 

潜木の父親は漁師で本当ならば自分も同じ道を歩んでいきたいと思っていました。
しかし、先細りしていく漁業に息子を後に継がせたくないと反対し、その後のいざござもあり今は手伝いすらさせてもらいません。

 

 

とにかく、もう一度川辺先生に会って話を聞きたい。
そう思う潜木はアポを取るか手土産はとあれこれ考えていると後ろには海老名がいました。

 

 

川辺先生は夕方空いているので環シナセンターに会いに向かうところでした。
既に白木先生を経由して川辺先生と連絡を取っていたのです。

 

 

そのコミュ力はムカつきながらも潜木も認めざるを得ません。
川辺先生の研究室を訪れる2人。

 

その熱意に感激しています。
掲示されていた漁業の未来図。

 



 

それは「はえんかぜ」を中心に漁業、エネルギー、食料をはじめとする地産地消を目撃としたプロジェクトです。

そう話を聞いて目を輝かせる海老名と潜木。
本来ならばその研究は四年生か院生しか参加できないはずですが、来週その研究の一端を見せてやると誘われます。

 

その場で見に行くとハモった2人。
ご機嫌でスクーターに乗りながら帰宅する潜木。

 

しかし海老名がお邪魔して夕食を食べていました。

 

 

何しに来たと潜木に問い詰められ、漁を知らないため潜木の父親に教えを請うつもりでした。
自分には漁の手伝いを拒否しておきながら何故コイツがと父に聞きますが、既にワインでほろ酔い気分です。

 

 

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第九の波濤【97話】最新話のネタバレ!

 

産学官に地産地消。 長崎に限らず日本で様々な方法で実験されている第一次産業の新しい姿は、漁業に限った話ではありません。 漁業で有名なのは近畿大学の近大マグロ。 マグロの養殖の成功はご存知かもしれません。

潜木にとっては今の漁業に風穴を開けたいと思い進学したわけですから川辺先生の計画はまさにうってつけでしょう。 あまり公表される機会のないプロジェクトがどのようにもので将来的にどうなるのか早く知りたいものです。