もくじ
ビッグコミックで連載中の【空母いぶき】3月25日発売
第7号に掲載された97話のネタバレを紹介します。
実写映画化が決定した2019年に公開される予定となっています。
最新刊の空母いぶきの立ち読みは・・・こちら
20XY年、尖閣諸島沖で海上自衛隊と中国海軍が衝突!!
その戦闘は回避したものの、危機感を募らせた日本政府は、
最新鋭戦闘機を搭載した事実上の空母「いぶき」を就役させ、
新艦隊を編成した──────!!
艦長は、空自出身の男・秋津。隣国との緊迫が増す中、
秋津は、そして日本はどう動くのか──────!?『空母いぶき』
作者:かわぐちかいじ
原案協力: 惠谷 治
空母いぶき【12巻】発売日
空母いぶき【第97話】最新話のネタバレ
空母いぶき【96話】ネタバレ!
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第97ソーティ「損えぬもの」
「空母いぶき」は「広東」飛行隊の炎駒隊6機の攻撃を受けた。
護衛艦群のうち被弾して防御能力がダウンした「ゆうぎり」の背後から魚雷攻撃を仕掛けてきたが、警戒していたので驚きはない。
魚雷はミサイルよりも重量は重く、空中戦になった時には不利であるが、それを承知の上の装備と攻撃である。
当初より計画された攻撃で、戦闘不能にするための攻撃ではなく、あくまで撃沈するためのそれであった。
一方、炎駒隊が空中戦に紛れて、「空母いぶき」を攻撃してきたと言う事は、空中戦は混乱しているはずである。
その頃まさにアルバトロス2がミサイル攻撃を受けていた。
もう避けられる時間的余裕はない。グワ―ン!!被弾した。何とか乗員は緊急避難したが、これでアルバトロス隊の1機、スパロウ隊の1機の合計2機を失った。
アルバトロス2の被弾をいぶきの戦闘指揮所に報告した際、いぶきが別動隊である炎駒隊6機の攻撃を受けたことを知った。
艦隊はその攻撃を全力で防ぎ、体制を維持しているとの事であるが、同時にいぶき秋津艦長より「広東」攻撃作戦の完遂を指示された。
その指示を受けてアルバトロス1の隊長機より全機に強く指示する。我々の任務は「広東」攻撃隊であるスパロウ隊を全力でカバーする事だ。
目の前の敵機を追ってその本来の任務を忘れるな!!
その指示により、スパロウ4が低空へ降下し「広東」攻撃に向かった、それを追ってスパロウ3も「広東」攻撃に降下を始めた。隊長機のスパロウ1も「広東」攻撃に向かう。
残りの燃料を考えれば、与えられた時間はあと30分しかない。
スパロウ1には短射程のミサイルAAM5が2基残っている。
これを「広東」の甲板に打ち込まねばならない。そして「広東」に向けて降下しているとき、アルバトロス1が2機の敵機に食いつかれているのを発見した。
このミサイルを使っては、残る武器はガトリング銃しかない。
任務遂行のためにはすべてを犠牲にするのが本分だ。
しかし、人間同士の信頼を裏切って国はない!!
国を損なって国防はない!!
迷わずミサイル2基を発射して敵機を撃墜し、アルバトロス1を救った。
もうミサイルはない。「広東」の真上に接近してガトリング銃を放つしかないが、敵艦砲の的になるリスクもある。
空母いぶき 98話ネタバレ
空母いぶき【12巻】発売日
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空母いぶき 【97話】最新話のネタバレと感想
本来は敵機に標的とされたアルバトロス1を見捨て、スパロウ隊の任務である「広東」攻撃にミサイルを使うべきであった。それは軍人として、またスパロウ隊を率いる隊長として十分理解している。
しかし、人間と人間の信頼を失っては、目の前で危機に瀕している一人の人間を救えなくては、国防どころではない。アルバトロス1も言う。
自分を救ってくれた機に対し、余計なミサイルを使いやがって・・・と。
さあ、「いぶき」に加えられた攻撃のお返しをする番だ。
スパロウ隊は残り3機、全力で「広東」を攻撃せよ!!
空母いぶき【12巻】発売日