新黒沢最強伝説【ネタバレ】146話「自問」最新話の内容と感想

 

ビッグコミックオリジナルで連載中の

新黒沢 最強伝説の最新話146話のネタバレを紹介します。

2019年6月5日に発売された第12号の内容です。

 

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新黒沢最強伝説【146話】最新話のネタバレ

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第146話「自問」

 

 

黒沢は自問自答する。恋之助の表情を見るとガチだ。

 

黒沢は恋之助を良い若者だと思うようになっており、その表情を見ると黒沢の闘志が鈍るような気がする。

 

恋之助は今初めて一人で闘おうとしている。

 

 

今までは神林や門弟が何かと面倒を見てくれ、恋之助が追いつめられることはなかった。

 

 

しかしこの真剣白刃取りの勝負は、

全て恋之介一人にその命運をゆだねられている。

 

 

それだからこそ、あのような暗鬱な、ふさぎ込んだ表情になっているのだ。

 

黒沢は忘れている。

この決闘でさえ今までさんざんインチキをされ、痛めつけられてきた。

 

 

黒沢と恋之助の二人の真剣な決闘のはずなのに、目くらましをされたり、足の甲を石で打たれたり、電気でしびれさせられたり、次々とマダムたちには見えないような方法で痛めつけられてきた。

 

 

だから今回の真剣白刃取りも、

 

何かの仕掛けがあるはずだ、と考えて当然のはずなのに黒沢は信じてしまった。

 

コイントスさえもインチキなのに、

白黒は運だけで決まったと思ってしまっている。

 



 

その延長で恋之助の悩む様子を見ると、

恋之助がガチに考え、ガチに勝負しようとしていると思ってしまうのだ。黒沢は悩む。

 

 

そのガチの若者に対して、

黒沢は今回インチキをしようとしている。

 

 

仲間の準備してくれた、50号のテグスを5本より合わせた防御のための道具で木刀の打撃を防ごうとしているのだ。

 

こんなインチキは今まで黒沢たちが受けてきた差別や迫害の社会の縮図だ。

 

 

果たしてインチキで恋之助の打撃を受け止め、

その次の自分の攻撃で恋之助を打ち据えられるのか。

 

 

それで勝って、以降の人生を胸を張って生きていくことが出来るのか。

 

 

一方、黒沢が触った木刀を清めると言って、川で洗っていた神林が恋之助に言った。

 

 

人生は闘いだ！！

 

この世は戦場だ！！

 

 

我々すべて運命が恋之助の一撃にかかっているのだと。

 

 

恋之助の表情が真剣になった。迷いが吹っ切れたのか。

恋之助が真剣な表情で黒沢に伝える。色々あったがこれが最後だ！！始めるぞ！！と。

 

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新黒沢最強伝説　146話ネタバレの感想

 

黒沢は完全に誤解をしてしまった。

 

重圧のかかる局面で、初めて一人で責任を負わされた恋之助の表情を見て、ガチな若者にはガチでこたえなければならないと考えてしまった。

 

折角仲間の用意してくれた防護のための道具も使わないつもりだ。ガチで恋之助の木刀を受けようとしている。

黒沢よ！！

相手はそんな生易しい相手ではない！！

 

この真剣白刃取りでさえ、インチキで攻守が決まったのだ

。黒沢の考え方は黒沢らしいと言えばそうだが、後は神林抜きの恋之助の、正味の恋之助の中身を信じるしかない。

 

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