もくじ
週刊ヤングマガジンで連載中の『彼岸島48日後・・・』
2019年7月13日発売の33号に掲載された
最新話、第210話のネタバレです!
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彼岸島48日後・・・【210話】
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第210話 場外乱闘
ハシュ―ハシュ―と聞こえる姑獲鳥の息づかい。
「なかなか 逃げ足の速い狐だな」と言って姑獲鳥はまた矛を構えます。姑獲鳥は仲間の吸血鬼が何人死のうとまったく意に介さずただ明を殺すことしか考えていないと鮫島は言います。
その姿はまるで機械じかけの怪鳥。タッと姑獲鳥は飛び出します。
明を狙う矛はまた観客席を破壊し、何人もの吸血鬼がその被害に合います。「
駄目だ!!
巻き込まれる!!
逃げようぜ!!」
ケガをした仲間の肩を掴み一緒に逃げようとする吸血鬼。
しかし肩を掴まれた吸血鬼は、こんなすごい戦いは見逃せない、と死んでもこの戦いは見届けようとしています。
「いけェェェ!!!姑獲鳥様ァァァ!!」と会場に響く声は悲鳴から歓声に戻りました。
姑獲鳥は矛の先を明に向かって飛ばします。明が避けたことで明の後ろにいた吸血鬼に突き刺さります。姑獲鳥はそのまま矛と共に引き戻される吸血鬼を、矛を振って明の方へと飛ばします。
吸血鬼が弾となって飛んでくるなど予想していなかった明は、飛んできた吸血鬼をよけることが出来ずに直撃して倒れてしまいます。
その上、その吸血鬼は明の上に覆いかぶさっています。
明が動けないその隙をが逃すはずはありません。
ふがっと振り回す矛は明を横から叩こうとしています。
「くっ どけこのデブ」と上に乗る吸血鬼をどけようとするも太った吸血鬼はなかなかどかせません。「駄目だ間に合わない!!」明ピンチ。
「明ァァァ」と鮫島が叫びます。
明は間一髪、持っていた刀に矛を当てて矛の軌道が変わりました。しかし同時に明の最後の刀も折れてしまい、明の武器は完全になくなってしまいました。
その後も攻撃を繰り返す姑獲鳥に明は避けることしかできません。「よく逃げるな狐 だが武器なしでどうするつもりだ」という姑獲鳥。
逃げていた明ですが、気づかずに柱にぶつかってしまいました。
しまった、と思う明に姑獲鳥は正面からの攻撃。「これで終わりだ!!」と矛を突きさしてくる姑獲鳥の攻撃を明は止めました。
右手の隠し刀を使って!
「貴様・・・その右手・・・」と姑獲鳥の動きが止まります。
彼岸島48日後・・・【210話】
もうどうしようもなく明は右手の刀を抜いてしまいました。もう明であることはバレてしまうでしょう。しかしもしかしたら、明の以外にもそんな腕のやつがいたのか・・・という展開になるかもしれません。
しかし普通にばれてしまった場合、観客の吸血鬼たちも黙ってはいないでしょう。もしかしたら場内に乱入してくるかもしれません。
そうなれば明ピンチですが、姑獲鳥もここにきて明を他のやつに殺されたくないと、まずは周りの吸血鬼たちを蹴散らすのではないでしょうか。