もくじ
週刊ヤングマガジンで連載中の『彼岸島48日後・・・』
2022年8月29日発売の39号に掲載された
最新話、第335話のネタバレです!
彼岸島48日後・・・【335話】ネタバレ
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第335話 鰻
連れ去られたユカポンを救うため、歌舞伎町に到着した明たち。
しかし、新歌舞伎町の周囲には大きな堀が出来上がっていた。
街へ入るには、橋を通る必要がある。
その橋が上げられ、入れない状況になっていたのだ!
橋が下りるのは、5日後…。
それまで生き延びてくれと、勝次は願う。
一方で、ユカポンはタンスの中で目を覚ましていた。
彼女は、人間の売春婦として店に売られていたのだ。
朝の6時に叩き起こされ、檻の中で客に手を振るユカポン。
選ばれると、奥の和室に行って客の相手をする。
もし大金を持っている客に当たれば、外に連れ出してもらえる場合もあるらしい。
ユカポンは、同僚の吸血鬼である、真夏からそう教えられた。
朝の仕事を終え、昼休み。
ユカポンの前に、店の稼ぎ頭である小春が現れる。
鰻を食いに行こうと言い、真夏とユカポンを連れ出す小春。
美味い鰻を食べていると、店の扉を誰かが叩いた。
そこにいたのは、翔吾という吸血鬼だ。
売れないホストをしている翔吾は、土下座をして小春に何かを頼んでいる。
彼女は、翔吾に金を渡していたのだ。
店に戻ってくると、翔吾について語る小春。
彼は13人の孤児を育てる、優しい男だと言う。
そんなダメ男を見捨てられない小春は、弟について語り始めた。
ダメな弟の影響で、ダメ人間を見捨てられない…。
小春の言葉を聞き、声を上げるユカポン。
ネズミのことを尋ねようとするが…本名が分からないことに気付く。
ユカポンの反応を見た小春は、懐から弟の写真を取り出した。
その写真に写っていたのは、〝うんこ野郎〟と顔に書かれたネズミの姿!?
小春のトイレを覗いたネズミに、制裁を加えた際の写真だと話す小春。
そんなネズミの顔を見て…ユカポンの目からは涙が流れる。
実は、一緒に旅をしていたと、ユカポンは打ち明けた。
ここで明らかになったのは、ネズミの本名。
彼の名は、池田中太郎。
あだ名と本名がマッチしすぎて、ユカポンは声を上げて笑う。
話の流れで、小春はネズミが人間であることに気付いた。
口を挟んだ真夏は、ネズミが可哀想だと話す…。
一つの街として成り立っている歌舞伎町に、少し慣れてきたユカポン。
真夏の言葉に、共感してしまうのだった。
その後、仕事に戻った3人。
ユカポンは太客に指名され、初めてラブホテルに連れ出される。
汚い和室より、まだいい…。
そう感じていると、窓の外に翔吾がいるのを見つけた。
子どもたちに囲まれ、笑顔を浮かべる翔吾。
みんな必死に生きているのだと感じるユカポンは、自分も絶対に生き延びると誓う。
仕事を終え、店に戻ったユカポン。
すると、吸血鬼たちが通りにで始めたのだ。
小春を見つけ、何が起こるのかを尋ねる。
歌舞伎町にとって、大事な客人が来る…。
小春が言う大事な客とは…ハンディハンディ!?
歌舞伎町に続く橋を上げさせたのは、ハンディハンディだったのだ!
驚きのあまり、唖然として固まるユカポン。
すると、ハンディハンディが彼女に目をつけた。
そして…ユカポンのことを、どこかで見たことがあると呟いたのだ!!!
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彼岸島48日後・・・【335話】
歌舞伎町での暮らしに、少しづつ慣れてきたユカポン。 心の支えになってくれているのは、ネズミの姉である小春です。
そんな小春に、ネズミとの繋がりを伝えることが出来ました。
しかし…ユカポンに危機が訪れます。
ハンディハンディが、ユカポンの顔を見て何かに気付いたのです!次回、ユカポンはどうなるのでしょうか!?