もくじ
週刊ヤングマガジンで連載中の『彼岸島48日後・・・』
2022年2月7日発売の10号に掲載された
最新話、第312話のネタバレです!
彼岸島48日後・・・【312話】ネタバレ
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第312話 鎌
血の楽園の奥に入ると、現れたのは巨大なピラミッド!?
その頂上には、豹丸が座っているのだ。
遂に、豹丸と対峙した明たち。
その姿を見た鮫島は、恐怖で体を震わせている。
豹丸の姿は神々しく、とてつもないオーラを放っているのだ。
鮫島は吸血鬼の長である雅を初めて見た時と、同じ感覚を思い出していた。
明たちに気付き、視線を移す豹丸。
ネズミは気付かれたことに恐怖し、叫び声を上げる。
捕らえられているハンディは、豹丸に助けてもらおうと叫んだ。
ただ…明たちに、大人しく出て行けと悟す豹丸。
彼は戦いによって血の楽園が壊されることを危惧していた。
そんな民を思う豹丸の様子を見て、涙を流す悟。
目が見えない悟は嗅覚が優れており、兄のことを思い出している。
豹丸は悟の兄を食べまことにより、その頭脳と人間性を得ていたのだ。
悟は今、豹丸から兄の匂いを感じ取っている…。
同じく兄と豹丸を重ねる希は、吸血鬼の味方をしないでくれと叫んだ。
兄を救い出すため、命をかけてここまで来た希と悟。
しかし…豹丸は、2人のことを覚えてはいなかった。
豹丸は兄を食べてはいたが、その記憶まで引き継いでいるわけではなかったのだ。
この事実に、言葉を失う希。
一瞬の静寂を破り、明が動き出す。
彼は近くで燃えていた松明を、豹丸に投げた。
正確に目を狙う明だが、松明を受け止める豹丸。
明が戦いを望んでいると悟り、松明を投げ返す。
松明は明の顔をかすめ、それが戦いの合図となった。
仕方ないと呟き、武器を取り出す豹丸。
その手には、巨大な豹丸の体より2倍以上ある鎌が握られている。
そして…ピラミッドから飛び降りた豹丸は、明に向かって鎌を振り抜いた。
周囲の木々はなぎ倒され、地面には地割れのような跡…。
地面が陥没し、地下道が露わになっている。
一振りで周囲を破壊してみせた豹丸。
その威力を見て、血の楽園を破壊しつくす力があると、鮫島は感じるのだった。
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彼岸島48日後・・・【312話】
血の楽園の平和を維持したいと、明を見逃そうとする豹丸。 かつての狂戦士のような面影は一切なく、吸血鬼たちの楽園を最優先に考えているようです。
ただ、その強さは増しているのかもしれません。 父親である雅を倒そうとするほど、凶暴だったかつての豹丸。
しかし、希と悟の兄を食べたことで、人間性を兼ね備えることとなります。 言い換えると、これは視野が広がったということかもしれません。
今までの強さに加えて、知能まで身につけたとなると、強敵であることは間違いありませんね!