もくじ
漫画雑誌のビッグコミックオリジナルで連載中の前科者【第28話】のネタバレを紹介します。
28話は、2019年4月5日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。
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立場の弱い人間が抱える問題に、
主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。
保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは
何であろうか?本作は現代日本が抱える問題を
掘り下げる本格ヒューマンドラマです。
前科者【28話】ネタバレ!最新話の漫画
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28話「ごめんなさい」
保護観察対象の二人である、よしとみどりの過激なののしり合いの話を聞いて、気になり佳代はよしの家に訪ねて行った。
しかし、よしは素直ではない。これからは心を入れ替えると言っておきながら、佳代に対して悪態をつく。牛丼で恩を売ったうえ、卵でも恩を売る気なのか。
しかも、人にあげるのに4個と言う縁起の悪い数字で持ってくるとは何を考えているのか。
そしてよしの好きだった人の事を思い出しながら涙を流した。泣いているときに心臓に痛みが走った。佳代が呼んだ救急車で病院に運ばれたよしのもとに、好きだった人があの世から迎えに来た。
よしは喜んで一緒に行こうとしたが、もらった牛丼の話をしていると、好きだった人はよしに友達がいると理解して、よしを連れずにあの世へ帰ってしまった。
次によしが気が付いた時は病院のベッドの上だった。検査の結果はそれほどひどい異常はなく、明日には退院できると言われた。
この病院の支払いのためによしは佳代に家にある保険証と金を持ってきてほしいと頼んだ。家にはよしが爪に火をともしてためたお金と手紙があった。
よしは身寄りがないので、葬儀や清掃のための費用をため、それを託していたのだ。
捨ててあったもので使える物は古道具屋に売り、ふき掃除のバイトをして、チラシを郵便受けに入れるバイトもした。
そうして死後のためにお金をため、人に迷惑をかけないようにしていたのだ。
よしが退院した後、佳代とみどりは知り合いの店を借り切って快気祝いをしてくれた。贅沢な刺身が出てきた。
このお金の出どころはなんと佳代が競輪で稼いだものだ。お金のない者同士が、逆にお金をバカにしようと計画したもので、よしの大好物の刺身を頼んだのだ。
よしは初めは躊躇した。佳代のお情けを受けるのは嫌だったのだ。しかしお情けではなかった。あぶく銭で散財しようとしただけなのだ。
よしは好物の刺身を見て、自分がした万引きをおもいだし、佳代とみどりのやさしさを感じ、涙した。
みどりは相変わらず減らず口である。
これでちゃんと死ねるな!!
天国でお釈迦様が待ってるよ!!
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前科者【最新話】漫画のネタバレ!感想
みどりは佳代に聞く。
よしは80歳だ。
こんなお年寄りが爪に火をともして死んでからのことを考えなければならない世の中は全く悪くないの?
この歳で体を使うバイトをしたり、食べたいものさえ満足に買えない、この世の中は全く問題はないの?そのために万引きをした!
万引きをしたことはよしが悪いのは間違いがない。
しかしこの年寄をそこまで追い込んだのは誰?なぜ?・・・と正論を言っても、国や社会は何にも感じないか。
びくともしないか?いや、それだからこそ佳代は保護司を続ける・・・。
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