もくじ
ビッグコミックスで連載中の『しょうもない僕らの恋愛論』
最新話10話のネタバレを紹介します。
5月25日発売の第11号に掲載されました。
しょうもない僕らの恋愛論【10話】ネタバレ
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10話「停めてください」
くるみが同級生の小倉悠とデートで映画を見た帰り、駅に着くと、すごい人だかりだった。
架線が切れて、電車が動いていないようだ。
となれば選択肢は2つしかない。
一つは電車が動くまでここで待つ。
もう一つは、少し距離があるが、動いている路線の駅までここから歩く。
結局、くるみの選択で、歩くことにしたが、途中で靴擦れで歩けなくなり、拓郎の知り合いのスナックで休むことになった。
その店に拓郎が呼んでくれた絵里が入ってきた。
絵里は急に呼び出されて機嫌が悪かったが、拓郎はくるみに気を使ってくるみの家まで送ってくれるように頼んだのだ。
初めて顔を会わせたがくるみと絵里は複雑な気持ちである。
送ってもらう車の中でお互い何かを感じている。
鈍感な拓郎は何にも感じていない。
絵里が話し出した。
昔は拓郎と良くドライブしたよね。
江ノ島にシラス丼を食べに行くと言って、大渋滞で食べられなかったり、草津温泉に行くと言って途中で雪が降ってきて、スリップで危うくあの世に行くところだったり、お互い若かったよね。
それを聞いていたくるみは穏やかではない。
本当は、くるみと絵里は年も離れており、拓郎とは同級生の絵里の方が似合いだし、しかも、もともと拓郎はくるみの母親と結婚しようとしていたのである。
冷静に考えれば何ら問題はないはずである。
しかし、それを聞いていた悠が突然車を止めてくださいと言い出した。悠はくるみが好きで、くるみをずっと観察していたのだ。
拓郎が家まで送ると言ってくれたのに、途中で止めてもらって車を降りた。
悠とくるみが帰り始めたとき、拓郎は車を降りてくるみを呼び止め話し出した。
今度は絵里がそれを観察する。
二人の話す笑顔は、拓郎が昔くるみの母親の安奈と話す時と同じだ。
その時も絵里が拓郎を観察していたことを、拓郎は全く分かっていないのだ。
今度は絵里が拓郎に途中で車を降りてほしいと言い出した。
昔から変わらない拓郎に絵里は少し悲しい思いをした。
拓郎が車を降りてから絵里の運転は少し荒っぽくなった。
しょうもない僕らの恋愛論【10話】ネタバレの感想
拓郎を好きなくるみと絵里、そのくるみを好きな悠、拓郎はくるみに好意を感じているが絵里の事を全く意識していない。
どれだけ鈍感なのかが問題ではない、今後どうなるのかが問題だ。
順当に行けば拓郎が昔からの友人として付き合っている絵里を意識しだして結婚を申し込むのが当たり前だろう。
しかし初めは安奈の娘とだけ思っていたくるみがいつの間にか、拓郎の心の中に入り込んできた。いつの間にかくるみといる事が楽しくなり、くるみのことが頭を離れなくなった。
どうすればよいのだろう。