前科者【31話】漫画のネタバレ！最新話「修羅場」の内容と感想

 

漫画雑誌のビッグコミックオリジナルで連載中の

前科者【31話】のネタバレを紹介します。

 

31話は、2019年6月20日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。

 

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立場の弱い人間が抱える問題に、
主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。

保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは
何であろうか？本作は現代日本が抱える問題を
掘り下げる本格ヒューマンドラマです。

 

前科者【31話】ネタバレ！最新話の漫画

 

前科者【30話】のネタバレ

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31話「修羅場」

 

 

佳代とみどりがファミレスで食事をしているとき、多美子に付きまとう男の事を二人で話していた。佳代は不満が一杯だ。

 

あの男になぜ頭を下げなければならなかったのか、あの男はそれほど怖い男なのか・・・と。しかし佳代とみどりは気が付いていない。

 

その男が二人のすぐ近くの席で、二人の会話を聞いていたことを。しばらくして、店員がケチャップ一杯のポテトフライを運んできた。

 

男性の方からのおごりで、注文があったと言う。みどりはまさかとは思いながらも、すぐにピンと来て周りを探し出したが、佳代は全く気が付いていない。

 

 

みどりを見初めた男からのおごりだから、熱いうちに食べようなどとのんきなことを言っている。男の指定でケチャップを多めにしたのは、血だらけを連想させるためなのだ。

 

 

つまり男からの脅迫なのだ。

 

翌日、みどりは多美子に男の出入りするバーの場所を聞き出した。行って見るとやはり男は居た。多美子に付きまとうのを止めてくれるように頼んだが、聞きそうにない。

 

今度多美子が逮捕されたら、男の名前をチクるかもしれないと言っても、全くこたえない。

 



 

手を引くためには1000万の金を寄こせと言うが、渡しても同じことだ。

 

それで手を引くとも思えない。

 

とことんしゃぶり尽くすつもりなのは目に見えている。結局何の解決策も見いだせないまま店を後にすることになった。

 

帰り道で保護観察官の高松さんに出会った。

 

多美子を守るために必要だと言われて、バーへ来いと佳代に呼び出されたのだ。

 

しかし佳代も大したものだ。

 

 

何も感じていないようでもしっかり男のいる場所を調べて、行動を起こしている。その佳代であるが、バーで男と対決していた。

 

しばらく話した後、男が殴り掛かる真似をして、佳代の鼻先で拳を止めた。

 

こんな経験は初めてである。佳代はブルブルと体が震え、涙が出て止まらないが、しかし怯んでいるのではない。

 

しっかりと拳を見つめている。

 

そして、人間回復への強烈な願望を込めて本を差し出した。「罪と罰」である。

 

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前科者【最新話】漫画のネタバレ！感想

 

多美子が生まれて初めて、普通の幸せな日々を送り始めたのにそれを許さない男が現れた。多美子の望む幸せは決して贅沢なものではない。本当に普通に、静かに暮らしたいだけなのに。みどりは自分も経験した世界なのだろう、男の出入りするバーで男と対決した。

しかし、相手は生半可な男ではない。本当に恐ろしい男であることは、みどりにはわかる。手の打ちようはなかった。今度は入れ替わりに佳代が現れた。

全く男とは生きる道が、生き方が違う。どうしようもないだろうか？いや返ってこのほうが、刺激が大きくて良いかもしれない。

 

 

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