もくじ
週刊少年サンデーで連載中の「第九の波濤」
2019年7月31日に発売された35号に掲載された
最新話101話を読んだので感想や内容の
ネタバレを紹介していきます。
作者:草場道輝
SNS依存症気味の都会っ子だった海老原湊は、長崎の女の子・凪子に一目惚れしたのがきっかけで長崎大学水産学部に入学。一学期にはカッター船の操船訓練や、救命訓練、ロープワーク…洋上で必要な技術・体術を徹底的に仕込まれる。養殖業者のもとで夏休みのバイトをこなし、秋の学祭を迎えるころには、もやしっ子だった湊に少しずつたくましさも見えてきて…!?
長崎の海風が、やさしく厳しくイマドキ男子を変えていく。海洋浪漫キャンパスデイズ!
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第九の波濤【101話】最新話のネタバレ!
【101話】男に二言は
“はえんかぜ”を見に川辺先生の付き添いで五島に向かった海老名と潜木。
しかし、この日は波が高く、風が不安定なため、本日の調査は中止となります。
仕方なく2人は福江島を電気自動車で島内観光をします。
海老名たちはお気に入りの鬼鯖鮨を購入すると、観光名所にもない高台に登り念願の“はえんかぜ”とご対面。
そこで昼食を済ませて下山すると、
電気自動車のバッテリー残量が少なくなる非常事態に気が付きます。
最寄りのスタンドまでは約20㎞。
洋上風力発電施設のある島で、電気の恩恵が受けられずまさかのピンチとなった2人。
「充電させてやるけん、ウチに来い。」
そこに現れた地元の中年男性。
海老名たちはその言葉に従い訪れたのは中年の大きな家でした。
どうやら島の網元さんのようです。
たくさんの魚夫を雇って網魚業を経営するいわば“漁師の社長”さん。
バッテリーを充電する間に会話をする3人。
海老名は本来の目的は漁の調査でしたが、海が急に荒れて時間が余ったので観光をしていたと答えます。
その言葉を聞き外見から“長崎大学水産部”の学生と分かるや否や
「だったらオレの後輩か!!」とまさかの出会い。
そして先輩に対しては、長大水産恒例の挨拶が(以下略・・・笑)
中年の名前は猪熊。
やはり漁師を営んでいます。
魚業関係は長大水産の卒業生は多いようです。
それに同門の後輩ということで面倒見が良いのも特徴です。
猪熊は未成年にもかかわらず、2年生ならば今年でハタチでノープロブレムだと酒を勧めます。
何ておおらかな理屈だ!
それは時代が違うからと猪原さんの奥さんがストップしますがよく見るとコップは3つ。
それでもご飯は頂くことになりました。
すると恰幅の良い男性がハマチを持ってお邪魔してきます。
今度は小さな子供たち。
キビナゴは足りているかと、おそらくご近所さんが断わりもなく家に上がってきます。
「さぁ食え!」
と料理に差し出した猪熊。
潜木の父と同じ漁師の大きな手です。
そこで話は潜木に。
昔は漁師を継ぐのが当たり前という時代でした。
猪熊も同じ考えでしたが、
家庭訪問で訪れた中学校の先生は当時の猪熊少年が島一の秀才と褒め進学を勧めたのです。
その口約束は酔った酒の席とはいえ、やはり父は偉大でした。
その約束を反故にはせずに大学まで進学することができたそうです。
酒こえーと言う海老名。
しかし左手にはコップといつの間にか出来上がっていました。
さすがに船の門限があるため港に戻りました。
しかしながら船長と川辺先生が待ち構えていました。
レンタカーの件は大目にみるとしながらも、飲酒、門限破りは言語道断だと怒られます。
そこに猪熊が割って入ります。
「俺の顔に免じて許してやってくれんね」
猪熊に頭を下げられたらかないません。
という訳で今回は許された2人。
酔った海老名を担ぎながら、肩越しで猪熊に頭を下げる潜木でした。
船長と先生は2人が猪熊と飲んでいたことに驚きます。
何故なら、猪熊こそ福江島の漁師に“はえんかぜ”の建設を納得させた人物だったからです。
「あの二人、本気ですよ・・・」
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第九の波濤【101話】あらすじ
今回はバッテリーが切れかかっていた海老原たちと島の住民とのハートフル?な物語でした。 まさに漫画版「充電させてもらえませんか」です。
そして来客がくるとご近所の人もお邪魔しに訪れる、小さな地域のコミニティーあるあるでプチ宴会まで始まってしまいました。
最後は面倒見の良い先輩のおかげで大目玉をくらわずに海老名たちは助かりました。 今回登場した猪熊が“はえんかぜ”の関係者だろうというのは予想どおりでしたが、偶然にしては出来過ぎです。
第九の波濤【101話】最新話のネタバレ!
それにしても猪熊が風力発電誘致の際の中心人物だとまでは予想外でした。
しかし最後の川辺先生たちの奴らは持っている的なセリフで、さも必然のような表現を使い上手く着地点に話を運んでいきました。 この流れだと、いずれ4年生に進級した2人が川辺先生のゼミ生になるのがコースが決まったようなものです。
次回というか明日はおそらく晴れでしょう。 念願の“はえんかぜ”を間近で見たり、設備の紹介があったり、海に潜るまで話が進むかもしれません。