もくじ
ビッグコミックオリジナルに連載中の風の大地の681話のネタバレを紹介します。
12月20日発売に発売された第1号に掲載されました。
風の大地の立ち読みは・・・こちら
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風の大地【681話】ネタバレ
681話「勇敢な選択」
沖田は楽々バーディーで、10アンダーとなった。
ウオーレンとの差は7打である。
ウオーレンの一打はバンカーの壁に当たって落ちた球である。
バンカーの壁にくっついているだろう。
簡単にはパーを取りにくいライであると思う。
ウオーレンはキャディのジャックにピン周辺3mの芝目と、傾斜を読むように依頼した。
果たしてバンカーからのチップインを狙っているのか?
しかしそれは蛮勇だと、バトラーは言う。
蛮勇は秘めてこそ力を生み出す勇気だ。
世界一のテクニックを持っていても、
成功の確率が10%であるなら、その成功の可能性に賭けるべきではない。
グリーン周りの観客は
ウオーレンに世界一のバンカーショットのテクニックを期待する。
アメリカの勇気の見せ所だと。
しかし、ウオーレンはグリーンに向かって
アドレスは取らず、フェアウエーに向けてあっさりと打った。観客は非難する。
この臆病者!!
ウオーレンが逃げた!
何のためにキャディに芝目を読ませたのだ!!
ウオーレンも恐怖を知る人間だったのか?
見せ所だったのにがっかりしたぜ!!
非難の嵐である。
ウオーレンはキャディにもう一度芝目と、傾斜を確認する。
そのうえで、素振りもしないであっさりショットを放った。
ふてくされてショットしたか?
オッ!オオッ!!
ボールはピンに向かている。
入るッ!!
ドッウオオオオオオオッ!!
これを狙っていたのか。
さすがウオーレンだ。
自信と確信に満ちた第3打だった。
ウオーレン!!
ウオーレン!!
USA!!
沖田は考える。
強い勇気と信念があればこそのパーだ。
判断に迷うライで、
沖田であったらバンカーからピンを狙って行ったかもしれない。
自分にはないものを見せてもらった気がする。
さあ、ウオーレンは言う。
ここからが始まりだぞ沖田。君と僕のマスターズのプレーオフ再戦が!!
17番ホールはミラクルショットの連続だった。
沖田の奇跡のショット、ウオーレンの計算に裏打ちされた冷静なパーショット。
素晴らしい、しかも熾烈な戦いが続く。
風の大地 ネタバレ最新話の感想
ウオーレンのトラブルショットによって、結果はボギーで17番ホールで2打差が詰まると思っていた。
しかし、このホールではウオーレンの冷静な判断で1打しか差を詰められなかった。
ウオーレンの考えていたように、このホールで沖田に流れを渡さないように考えた末のショットで見事にその目的を果たした格好となった。
次の18番ホールである。沖田はどうしてもイーグルがいる。
イーグルを取ってこそウオーレンを追う体制が作れる。
若き天才同士の激しいバトルが続く。
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