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ビッグコミックで連載中の「ゴルゴ13シリーズ最新話」の最新話588話のネタバレを紹介します。

3月10日発売の第6号に掲載されました。

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ゴルゴ13シリーズ最新話【第588話】のネタバレ!

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ゴルゴ13 ネタバレ

 

【第588話】ナイルの野望(前編)

メキシコ移民の娘バーバラ・ロペスは大学卒業後、インターネットの小売業「ナイル」を起業した。

 

ナイルはインターネットの普及とともに急成長し、世界有数の企業となった。バーバラの使命は、良い商品を限りなく安い価格で顧客に届けることだと考えている。

 

従って、インターネットの普及によって競合も増え、売上が頭打ちになっても、利益主義への転換はしない。

 

35年前、生鮮市場は、ヒスパニック系の主にメキシコ市民が経営し活気に満ち溢れていた。

 

そして、バーバラもその市場で働いていたのだが、国籍もアメリカで生まれた米国人で、真面目に働けば必ず報いられると信じていた。

 

ところが、郊外のロードサイドに駐車場を備えた大型のスーパーマーケットが次々とオープンし、“エブリデイ・ロープライス”と謳った宣伝が多くの客を呼び込み、生鮮市場は見捨てられた結果閑散として、廃業が相次いだ。

 

 

現在に戻ると、大統領のプラントはナショナリズムの権化である。

 

メキシコが札人、強盗、人身売買、麻薬とすべての悪を運び込んでくると言った、そしてそれを防止するために、メキシコ国境に壁を作ることを、選挙の公約とした。

 

そして、バーバラの事を非難する。みんなが稼いだ金を吸い上げて、社会に還元するどころか、街の小売店を次々とつぶしていると。

 



 

そのバーバラであるが、メキシコ国境近くの自社の巨大物流センターを訪れていた。その地下には米国とメキシコを結ぶ大型トンネルが着々と掘られていた。

 

一方、日本では、トップバンクのやまとFGの役員会が開かれ、議題は深刻である。低金利の長期化やネットバンキングで人件費が重荷となり、八方ふさがりで打つ手がない。

 

新しいビジネスモデルを模索しているやまとFGの社長である立花のもとにバーバラ・ロペスから提案があった。銀行と小売りの融合である。

 

やまとが新株を発行し、ナイルがそれを引き受け、やまとがナイルの子会社になってほしいと言う。この提案が、大和の株主、顧客、社員の利益になると確信しているという。

ゴルゴ13シリーズ最新話【第588話】のネタバレ感想!

バーバラ・ロペスは何やらきな臭い女性である。メキシコ移民の娘で苦労して育ったが、ナイルの立ち上げで大成功を収めた。

 

しかし、メキシコ国境に近い自社物流センターの地下トンネルではメキシコの子供たちを秘密裏に受け入れている。

 

やまとFGに対する提案も、期限までに返答がなかったことから、敵対的TOBを仕掛けることを宣言した。敵であるはずのプラント大統領に10万ドルの寄付を行った。こ

 

れらすべてが、何を目指しているかがわからないので、非常に不気味である。ゴルゴは何処に登場するのだろう。

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