もくじ
ビッグコミックオリジナルで連載中の黄昏流星群【第554話】のネタバレを紹介します。
554話は、2019年2月5日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。
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黄昏流星群【554話】最新話のネタバレ
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554話 「遊星シンドローム④」
千葉県交通警察課から恭子宛てに電話が来た。
主人名義の車が高速道路で事故を起こし、運転していた男性が亡くなったらしい。遺体は千葉北中央病院に安置されているので、主人かどうか確かめに来て欲しいという。
同乗者もいて、その女性は意識不明で集中治療室に入っている。事故原因を警察に聞くと、事故現場にブレーキ痕がなかったので、居眠り運転かもしれないらしい。
恭子の脳裏に“ママ活”の相手の那須川圭介のことがふとよぎる。圭介なら自動車の修理工であり、ブレーキが利かなくなるように操作するくらい、何でもないはずだ。
驚いてドキッとしたのだが、葬儀のことを知らせてもいないのに、圭介は参列していた。いつだったか、圭介が「その愛する人がいなければ、僕の気持ちを受け止めてもらえるのですね」と言っていたことを思い出した。
圭介に電話して問いただすこともできるが、連絡は一切取りたくないし、聞いても本当のことを言うわけはない。放っておくことしか出来ないかもしれない。
考えながら、自宅へ戻った。ベッドの上に何かしら封筒が置かれている。中を見て驚愕した!!「今日もお疲れ様」間違いがない。
圭介が家の中に入り、この封筒を置いたのだ。守川に慌てて電話をした。守川は恭子が小学生の時から、勤めてくれている和菓子職人だ。そして、守川に今まで起こったことすべてを打ち明けた。
守川は警察に言うべきだと勧めるが、証拠は何もない。
この状態で警察は動いてくれるだろうか。今回もどのようにして家の中に入ったのかさえ分からない。家もすべての入り口を施錠してあった。
多分那須川は、恭子がシャワーを使っている間に、鍵の型を取って合いかぎを作ったのだろう。ストーカー被害だけではなく、もしかすると、車のブレーキを操作したのも圭介かもしれない。
しかし、どの出来事も想像に過ぎず、証拠がないのだ。守川は、証拠を握るために、圭介に何かを起こさせるように画策してみるのも手かもしれないと考える。
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黄昏流星群【554話】の感想
とうとう那須川圭介は暴走し始めた。純粋な気持ちと狂気は紙一重である。
はじめはおばさん相手のアルバイトのようにしか考えていなかったが、恭子と接しているうちにそれが変わった。恭子に対するあまりにも純粋な気持ちが抑えきれず、後をつけて、職場の和菓子屋まで行ったり、家まで探り当てたりした。
恭子にはこれが最後と何度も言われたが、そんなに簡単にあきらめきれるものではない。そもそも初めはそちらから誘ったものだ。俺は決して悪くないと圭介は考えている。
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