もくじ
ビッグコミックオリジナルで連載中の
新黒沢 最強伝説の最新話143話のネタバレを紹介します。
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新黒沢最強伝説【143話】最新話のネタバレ
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第143話「魔法の糸」
いよいよ木刀でのデスマッチ、真剣白刃取りが始まる。
舟木さんが道場に潜入して聞いたカンカンと言う音は、恋之介が木像相手に木刀を打ち込むときの音だった。舟木さんが潜入してくれてよかった。
そのおかげで真剣白刃取りの対策としての秘密兵器を作ることが出来た。それは魔法の輪だ!!カジキ狙いの50号テグスを5本より合わせて1本にした絶対に切れない糸だ。
刃のある日本刀では難しいが、木刀なら100%受け止めてくれる。
何の細工もなければ、相手が全力で打ちおろす木刀を素手でつかむなんて不可能だ。
しかし、張った糸で受け止めることはできる。構えるときには相手にも見えないように拳をそろえた状態で膝の上に置き、恋之助の木刀の上昇に合わせて拳を上げていき、振り下ろす瞬間、両手で糸を張って木刀を受け止める。
糸で受け止めたらすかさず、両手で木刀を握り込む。
まさに神業だ!!
奥義であり、秘術だ!!
ありえないことが起こったと言うショックに、恋之助は勿論、神林も思考停止、茫然自失となる。
その事態を見送っているときに、今度はオレの番だと木刀を振り回し、そのドサクサに紛れて証拠の魔法の糸を破棄する。
恋之助や神林は自分たちが言い出して、絶対勝てると思った木刀の白刃取りが破られるとは思っていないので、こちらが何か対策を準備してくるとは思っても見ない。
だが、この糸で成功するためには万全の準備が必要だ。
それは練習だ。100回やって100回成功するまでの練習が必要だ。黒沢は練習を繰り返した。親指にアクリルガラスの輪が食い込み、深い切り傷が出来るまで。その切り傷をバンドエイドで上から強化補修してさらに練習した。
頭をかち割られることに比べたら、これ位なんともない。もうこれでこちらの対策は万全だ。あとは木刀の確認だけだ。
まさか、木刀に刃はついていないだろうが、重さの確認も必要だ。
普通の重さの木刀なら、練習したように受け止められるが、もし特注の木刀で普通よりも重い木刀だったら、受けたときの衝撃が違う。
受けたとしても、重さで押し切られかねない。その最後の確認だけは必要だ。
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新黒沢最強伝説 143話ネタバレの感想
予想通り恋之助と神林は木刀デスマッチを仕掛けてきた。しかもオセロの駒のいかさままで準備して先攻の権利をせしめた。
舟木さんが道場に潜り込んでくれてよかった。舟木さんの情報がなければ、対策を打てなかった。もしこれを予想していなければ、この時点で黒沢の敗北は決まっていた。
あたまをかち割られて病院送りになっていただろう。
しかし、恋之助の思いつめた表情が不気味だ。何を考えているのだろう。神林の言う通り、この真剣白刃取りが道場の命運、神林を含めた弟子の一生を左右するのだが・・・。
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