もくじ
週刊ヤングマガジンで連載中の『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』
2022年2月14日発売の11号に掲載された
最新話、第414話のネタバレです!
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賭博堕天録カイジ 24億脱出編【414話】ネタバレ
カイジ【414話】滞在
遂に動き出した、追跡者の遠藤。
今まで動いていた帝愛の社員とは異なり、カイジたちの策を見破れる人物だ。
そんな遠藤は、見張りをしている部下をこの任務から外す。
彼のポンコツ具合は凄まじく、臨機応変という言葉も分からない。
下の車に戻れと指示されるも、散々馬鹿にされて不満げなポンコツ社員。
その様子に腹を立てた遠藤が声を上げ、ポンコツ社員は逃げるように去っていくのだった。
その後、マリオが食事をする中華店の前で考える遠藤。
マリオを発見したのがポンコツ社員だったと知り、腑に落ちない部分が出てきたのだ。
マリオが姿を消してからの40分間…。
結局、この空白の時間に何をしていたかは証明されていない。
ポンコツ社員が柱の影に隠れたマリオを発見したものの、それは推測でしかないからだ。
これは予断だと考え、遠藤は再び思考を巡らせ始めた。
この空白の40分を解明する手は、意外と簡単である。
店員に確認すれば、すぐに分かる。
ただ、遠藤はこの手が使えないことに気付いていた。
店員が簡単に教えてくれれば問題ないが、怪しまれる可能性もある。
最悪のケースは推測が正しいにも関わらず、店員がマリオに怪しい男のことを話してしまうケース…。
もしそうなれば、カイジたちを一網打尽にする計画は破綻する。
即ち、この任務がまだ続くことを決定付けるのだ。
思考を終えた遠藤は考えをまとめ、部下に指示を出し始めた。
指示を伝え終えると、西嶋に結果報告をするよう言い残す遠藤。
2人の部下をその場に残し、正面入り口にいる西嶋の元へと向かう。
遠藤が離れると、マリオの横の席で飲食を始める1人の部下。
もう1人の部下も、指示通り動き始める。
一方の遠藤は西嶋と合流し、自身の疑問を吐露し始めていた。
それは、逃亡者が白昼堂々と酒盛りをするか…?
酒が飲みたければアジトに帰って安心して飲めばいいはずが、マリオはわざわざ百貨店の中華店で飲んでいる。
これは、気が緩みすぎだと遠藤は指摘したのだ。
この話を聞き、確かにそうだと感じる西嶋。
カイジの指示したマリオの行動を、可能性の一つとして感じ始める。
先にマリオだけでも確保するべきか…。
そんな考えが西嶋の頭に浮かんだと同時に、遠藤は笑みを浮かべた。
現在進行形で、マリオの中華三昧が始まった時刻を調べていると言うのだ。
もしマリオが気付いていないフリをしているのであれば…即確保!!
遠藤はそう断言する。
賭博堕天録カイジ 24億脱出編【414話】
賭博堕天録カイジ 24億脱出編の最新刊をチェックは・・ここ遠藤が動き出したことで、状況は一変。
帝愛に気付いていないフリをしろと指示を出したカイジの策に、遠藤は気付きかけています。 最高の結果を求める一方で、最悪の結果を回避し、最低限の結果は残そうと動く遠藤。
これは流石ですね!! 遠藤VSカイジの対決の、決着は如何に…。