もくじ
ビッグコミックで連載中の【空母いぶき】2月10日発売 第4号に掲載された95話のネタバレを紹介します。
実写映画化が決定した2019年に公開される予定となっています。
最新刊の空母いぶきの立ち読みは・・・こちら
20XY年、尖閣諸島沖で海上自衛隊と中国海軍が衝突!!
その戦闘は回避したものの、危機感を募らせた日本政府は、
最新鋭戦闘機を搭載した事実上の空母「いぶき」を就役させ、
新艦隊を編成した──────!!
艦長は、空自出身の男・秋津。隣国との緊迫が増す中、
秋津は、そして日本はどう動くのか──────!?『空母いぶき』
作者:かわぐちかいじ
原案協力: 惠谷 治
空母いぶき【12巻】発売日
空母いぶき【第95話】最新話のネタバレ
第95ソーティ 総理緊急会見
「空母いぶき」「広東」のすべての艦載機が空中戦を行うさなか、垂水総理の緊急記者会見が始まった。米国第7艦隊の空母打撃群が東シナ海に向けて北上している。
このままでは日米軍事同盟のもと、米艦隊と中国軍との軍事衝突に発展する可能性が強い。もしそうなれば世界平和の根幹を揺るがす事態になり、何としても米中軍事衝突だけは避けなければならない。
そのためにも、自衛隊はこの有事の速やかな収束と原状回復のため、本日6時10分南西諸島海域において中国軍との最終的な戦闘に入った。
その戦闘の状況は可能な限り、国民の皆さんにお伝えする。
戦闘は米軍に任せるべきとの意見もあるが、領土保全、国民の安全、そして主権の確保は主権国家である日本独自の問題である。
同盟国の力をかりなければ、それが達成できない国であることを日本国民が望んでいるとは思わない。我々はあくまで不法な侵略を避け、原状回復することをのみ願っている。
今、自衛隊は国民の負託を受け戦っている。
国民の幅広い理解と支持が必要であり、それなくしては戦えない。日本国を守るという点において国民も自衛隊も一つであることをお願いしたい。
まさに、後方と現場を一つにするという、ここしかないというタイミングでの緊急記者会見であった。
一方現場では、沖縄那覇基地より第一空挺団2個大隊800が、1840与那国島降下にむけて離陸した。
与那国島でも現場の自衛隊が住民の開放にむけて着々と準備を進めている。
「空母いぶき」では空中戦が混戦になったことを受けて、艦隊全艦に対空警戒を「厳」にせよとの指示が下った。空中戦の混戦を利用して、潜り抜けて接近する機がいるはずだ。
レーダーに捕捉されることを避けるためには、洋上すれすれの10m~15m、しかしその高度では対艦ミサイルが水没の危険があり、打つことが出来ないはずだ。
発射時には必ず50m~100mホップアップするはずで、その瞬間がチャンスだ。
しかし、いぶきまで40㎞に迫った敵機が放ったのは対艦ミサイルではなく、魚雷だった。
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空母いぶき 最新話のネタバレと感想
垂水総理の緊急記者会見のタイミングは絶妙であった。
しかも自衛隊の存在について賛否両論がある中、この有事が自国の領土、権利は自分たちで守るという意識を生み出し、国民と自衛隊とが一丸となって戦う姿勢を作り出した。
その意味でも、この戦闘には絶対負けるわけにはいかない。
一方「空母いぶき」では、思わぬところからの攻撃は予測していたが対艦ミサイルの攻撃ではなく、まず予測外の魚雷の発射がなされた。しかも、第2次攻撃も準備しているようである。
果たして、それらの攻撃を防ぐことが出来るのか。
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