もくじ
漫画雑誌のビッグコミックオリジナルで連載中の
前科者【34話】のネタバレを紹介します。
34話は、2019年8月5日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。
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立場の弱い人間が抱える問題に、
主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙する。
保護司制度の存続が危ぶまれている今、保護司に求められている姿とは
何であろうか?本作は現代日本が抱える問題を
掘り下げる本格ヒューマンドラマです。
前科者【34話】ネタバレ!最新話の漫画
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34話「正念場」
慰み者として売り飛ばされる寸前を逃げ出した多美子であるが、ストレスの連続で、クスリが欲しくなってしまった。抜け出せたと思ったクスリである。
とうとうまた手を出してしまうのか?
多美子は以前クスリを買った公園へと走った。
いつもは売人がここにいるのだ。
あたりを見回すが、いない。
よかった!!これでクスリを買わなくて済む。
帰ろうとしたときにその売人が現れた。
2万円渡して、クスリを買ってしまった。
売人はオマケだと言って、砂場で拾ったぬいぐるみのウサギを手渡す。
多美子は、誰かの大事なものだからいらないと断るが、結局持って帰る羽目になった。
翌日、職場にまた佐藤が現れた。
多美子は、いま職場の上司に今日はよくやってくれていると、褒められたばかりである。それを聞いていた佐藤は、クスリをやったから調子がいいんだと冷やかす。
しかし、クスリは買ったが、やってはいないと多美子は応える。ウサギちゃんが見ていたから、クスリはやらなかったのだ。
佐藤は、それを聞いてこのままクスリをやめろという。
俺もこのゆがんだ世界から足を洗うから、多美子もクスリをやめろと言うのだ。
佐藤は多美子を好きになったから、クスリをやめて欲しいというのだ。スマホで多美子の写真を撮り、クスリを取り上げて破棄してしまった。
クスリを取り上げたことは多美子にとって良いことだが、本当なのか?佐藤が多美子を好きだというのは?しかし、やはり佐藤は悪人だった。
今撮った多美子の写真を台湾の好事家に送り、多美子を売りつけようとしている。多美子を好きだというのも、自分に逆らわせないためのウソなのだった。
多美子が仕事が終わって、待っていた佐藤のところへ来た。そこに、佳代、みどりとよしの3人がやってきた。佐藤と3人のやり取りが始まる。
クスリを買ったことや、買ったけどやらなかったこと、佐藤が多美子を好きだと言ったことなどがバラされたが結論は出ない。
最後に、佐藤がこれで最後にしてやる、手を引くと言って立ち去ろうとしたときに、よしが声をかける。その言葉に嘘はないかと。
佐藤はピックっと反応する。
この年寄りはどうせいずれ死ぬのだから、その時はこの3人を守ってあげる。そしてこの3人を傷つけるものがいたら祟ってやる。
と、よしは言った。
佐藤は、それを聞いてフンッ!!と立ち去って行った。
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前科者【最新話】漫画のネタバレ!感想
多美子の危機をかぎつけて、3人がやってきた。相変わらず佐藤は、多美子への付きまといをやめない。今日もそのままにしておけば、もう少しで台湾に売り飛ばされるところだった。
台湾ではいくら佳代でも手は届かない。何とか、3人の頑張りで佐藤を追い返す事が出来たが、そのあとよしの様子がどうもおかしい。
もともと、よしは心臓に病気を抱えていたが、今回の様子は普通ではない。
今、佐藤に対して興奮したことが良くなかったのか?そして、佐藤は本当に多美子に対する付きまといをやめるのか?
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