もくじ
週刊少年ジャンプで連載中の『火ノ丸相撲』
2019年4月1日発売、最新の18号の第235話のネタバレ。
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弱小の大太刀高校相撲部に現れた1年生、“小さき”少年・潮 火ノ丸! 「デカく」「重く」が絶対の競技に似合わぬ体格のこの新入部員、実はとんでもない過去が!? 頂点・横綱を目指す──ド白熱高校相撲、開幕!!
火ノ丸相撲【235話】最新話ネタバレ!
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235話「道の果て」
鬼丸のぶちかましを交わして窮地を脱した大包平。これにより状況は五分といえるものとなった。
無道は捨て身によって責めを繰り広げる相撲であるが、その分守りが薄く動きも大雑把になりやすいという欠点があった。
だがこの二人は自分の強さと弱さのryぷ法を認めることで新たな境地へと達した。このことに横綱刃皇は驚きと頼子美を同時に歓喜ていた。
鬼丸はこれ以上長期戦となることを嫌いツッパリを仕掛ける。だが大包平はこれを躱して鬼丸の腕を取りお手投げを仕掛ける。
これに対し鬼丸は力ずくで強引に投げを解く。そして背中をとり再びぶちかましを浴びせようとするが、大包平はこれを俯瞰視点で見ていたため回避をする。
駿海はこれをみて「童子切の陰に隠れてこんな金の卵がいたのか」と驚きを見せる。
だが鬼丸は大包平の動きに驚くことなく冷静に対応していた。大包平は出し投げからの外小股という連携を出すが、これに耐えて見せた。
そしてかけ追いずきを放ち相手を肯定させたのち、再びぶちかましのかまえをとる。
取り組みを見ている力士たちや観客は大包平の強さを認めるとともにそれに対応してみせる鬼丸に注目していた。
童子切やほかの大関たちとの取り組みを経て鬼丸は、筋肉や関節の動きのタイミングを完璧に合わせた会心の技を放てるようになっていたのだ。
この会心のぶちかましが飛んでくることを悟った大包平は一瞬考えたのち、「戦え彰平!」と真っ向からぶつかっていった。
これによりぶちかましは一瞬止まったように見えた。だが鬼丸はそこからさらに前に進んだ。
-このとき大包平はなぜ皆が鬼丸にひかれていくのかを悟った。-
そして低い体制でのぶちかましにより、鬼丸は大包平の膝裏に手が届く。そして外大股「鬼無双」で大包平をなげ、取り組みは鬼丸の勝ちとなった。
負けた大包平は全力をだしっきて負けたことでどこかすがすがしい感傷に浸っていた。そしてやはり自分は相撲が好きなのだと呟いた。
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火ノ丸相撲【235話】最新話のネタバレ感想
鬼丸と大包平の取り組みの決着となる回でした。
前回は2人の心理描写がメインの会でしたが、今回は大包平からの視点で描かれることが多かったですね。
それに加えて相撲らしい動きのある描写もたくさんあったので、非常に読みごたえがある回でした。
俯瞰視点を手に入れた大包平が背後を取られたのち振り向きざまにとっさに攻撃をかわす動きは現実の横綱白鵬をほうふつとさせました。
それに対して、自分の低い慎重とそれに見合わない高い身体能力を活かして相撲を取る鬼丸もさすがといったところだと思います。
そして鬼丸との取り組みを経てひと皮むけた大包平は高校生から引きずっていた膿をやっと取り出せたんだなと思いました。