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週刊ヤングマガジンで連載中の『ハーン草と鉄と羊
2018年18号4月5日発売の第15話のネタバレです!

一人の漢(おとこ)があらゆる境界を超え、力と頭脳で大陸を駆け回る一大叙事詩、開幕!!

歴史の変わり目には戦(いくさ)あり。
そして歴史を創るのが、英雄だ!!

 

第15話「男たちの決意」

カサルと占いで使う動物の骨「シャガイ」でシャガイニャスラフというおはじきをしていた。

しかし、それはおはじきをしながら
タイチウトととの戦闘の戦術を練るテムジンの表情。

 


その骨を駒に置き換えている感じは将棋さながら。

 

そのとき斥候から川の対岸に
タイチウト軍2千がジルグアダイを先鋒に布陣していた。

 

別の斥候がひどく慌てた様子で
カサルとテムジンに報告を告げる。

 

「タイチウトだけじゃない、ケレイトの一隊がこちらを目指している!!」

 

ケレイトは100騎ほどの小軍勢であるも
装備がタイチウトよりも重装備であり精鋭ぞろいの軍容である。

さすがは、モンゴル高原を統一を狙うケレイト軍である。


カサルはテムジンがこのケレイト軍が
こちらへ向かう元凶なのだなと眼差しをテムジンに向けた。

 

テムジンは自ら元凶はテムジン自分だ。

 

以前ケレイトの長オン・ハーンの命を狙った報復だろうとテムジンは言った。

 

テムジンは森の中に一人いた。

 

「衣川の二の舞か?」

あのとき自分についてきた
武蔵坊弁慶などの猛者を皆死なせてしまう失態を犯した。

 

そして、今回は関係ない人たちも巻き込んでしまっている。

 


しかし、テムジンは鋭い眼差しで
衣川では負けたが死ななかった。そして、自分はこのモンゴルで生き残っている。

 

また生き延びて今度は負けないと
自分を鼓舞し、戦闘の準備に取り掛かった。

場所は変わり遠い西国砂漠のイスラムの国・ホラズム・シャー朝。

 

ラクダの商隊が東よりはるばる絹を運び戻って来た。

それをある小さな青年が見つめる。

 

そして、これからは草原が金になると語るのであった。

 

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『ハーン草と鉄と羊』感想と次回の予想

テムジンの決意は衣川のときのような悪夢を二度と同じ轍を踏むまいと固い。
しかし、ジルグアダイはなかなか手強い。

次回如何にタイチウト・ケレイトの軍勢に立ち向かうのか?
テムジンには秘策がどのようなものか気になるところ。