もくじ
週刊モーニングで連載中の『ハーン草と鉄と羊』
2018年17号3月29日発売の第14話のネタバレです!
一人の漢(おとこ)があらゆる境界を超え、力と頭脳で大陸を駆け回る一大叙事詩、開幕!!
歴史の変わり目には戦(いくさ)あり。
そして歴史を創るのが、英雄だ!!
作者
瀬下猛(せしも・たけし)
1983年生まれ。新潟県出身。
2017年10月より、読むとショートを守りたくなる漫画『ショート黒松』を短期集中連載。
12月より『ハーン –草と鉄と羊–』連載開始。
『ハーン草と鉄と羊』第14話のネタバレ
憂鬱な日々を過ごすボルテ。
なにか刺激があることはないのだろうかと考えるのであった。
羊の乳しぼりは毛が抜けるから嫌。
服の縫物は細かいから嫌。
馬の糞を拾うのは臭いから嫌。
男と馬を乗るのはお尻が痛くなるから嫌。
そんなボルテは目新しいこと、新しいもの好きであった。
私をはるか彼方へ連れて行ってくれる存在。
そう、義経=テムジンの存在が気になっていたのであった。
どのように少ない戦力で自分たちより多い敵に
向かい勝つにはどうすればいのだろうか思案するテムジン。
戦力のほとんどが子供のような寡少で貧弱だ。
しかし、日本で源義経として
軍神として崇められていた武将としての眼差しは鋭く正確である。
誰が見ても敵わないと思っていてもテムジンには勝ための秘策が頭の中にしっかり描かれているのであった。そして、敵方タイチウトの凄腕の弓使いジルグアダイの存在が気にもなっていた。
そのころタイチウト側では先日の奇襲の報告がタイチウトの大将タルグタイにされていた。
タルグタイはあのような寡少で
弱い部落になんて様だとジルグアダイに嫌味を言った。
だから隷属民族はだめなんだなどをジルグアダイにネチネチ女の腐ったような感じで言う。
そして、高価な中国製の服を脱いで返せと蔑み、ジルグアダイは誰の物なんだ?と問うと、ジルグアダイは私はタルグタイ様の持ち物ですと返すのであった。
ジルグアダイのようなプライドが高く
鋭い目をした傑物には耐えがたい仕置きである。
とくにタルグタイのような小物にこのようにされてしまうと腸が煮えくり返るのあろう。
そのような鷹の目をしてタルグタイをみるのであった。
『ハーン草と鉄と羊』感想と次回の予想
テムジンはその天才的な合戦戦術眼をもってタイチウトに立ち向かうのであろう。
それが如何に弱く訓練されていない軍勢であろうとも
それは、源平合戦で証明されている。
次回はタイチウトとの戦いだろうが、苦戦は多少してもテムジンならば快勝するであろう。