もくじ
ビッグコミックオリジナルで連載中の黄昏流星群【第556話】のネタバレを紹介します。
556話は、2019年3月5日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。
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556話 「遊星シンドローム⑥」
恭子のストーカーである圭介の部屋を探し当て、部屋に入ってみるとひどいものだった。
入り口にかぎはかかっていないし、部屋は散らかり放題。
しかし守川は壁に貼ってある写真を見て驚愕した。守川のマンションの写真だ。駐車場、階段、非常階段、部屋のドアなどを撮って張り付けてある。
圭介は恭子の後を付け、森川のマンションを探り当てたのだ。
しかも、写真を撮っているという事は、下調べで、部屋に行くつもりに違いない。
守川の予想通り、圭介は守川のマンションを訪れ、郵便局員を装って、恭子に鍵を開けさせた。「どうして僕から逃げようとするのですか」と言いながら、部屋に入ろうとする。
顔には狂気が見える。圭介は部屋に入り込み、乱暴しようとする。恭子は手元にあったTVのリモコンで、殴りつけた。圭介の額から血が流れる。圭介は頭に血が上った。
僕と一緒に死にましょうと言って、キッチンから包丁を持ち出す。恭子は逃げ出し、近所に助けを求めるが、圭介が包丁を持っているのを見て、皆 扉を閉める。
恭子は階段を踏み外し、踊り場に転がり落ち、頭を強く打った。そこに圭介が追いつき、逃げなければこんなことにはならなかったのにと言いながら、包丁を振り下ろした。
間一髪、そこに守川が間に合って、圭介の腕をつかみ、投げ飛ばした。守川とその後輩が来て、これはかなわないと思い、圭介は止めてあったバイクに乗り込み逃げ出した。
路地をすごいスピードで飛び出す。大通りに出たときに走ってきたBMVに激突した。ドスン!!圭介は宙を飛ぶ!!グシャッ!!即死だった。
一方、恭子は階段から転げ落ち、複雑骨折して全治4か月だ。
しかし包丁で刺されることを考えれば軽いものだった。恭子はベッドでウトウトしながら子供の頃の事を夢で見た。守川が子供のころから私を守ってくれた。
私の王子様だ。そのことに今になって気が付いた。恭子は自分からプロポーズした。「これから一生、私のそばでキンツバを焼いてくれない?」「その言葉を40年間ずっと待ち続けていました。」
黄昏流星群【556話】の感想
ちょっとした遊びで始めたママ活で、こんなひどい目に会うとは思わなかった。恭子を誘った昌代も相手から脅迫され、金を払った。恭子はストーカーに付きまとわれた。主人を事故に見せかけたのも多分圭介だ。避難した先にまで押し寄せ、包丁をもって追い回された。
最後はバイクの事故で命を落としたらしい。
しかし、良いこともあった。このストーカーから守ってくれ、最後まで守ってくれたのは、子供のころからの王子様だった。40年と言う長い年月だったが、本当のパートナーをやっと言つけた。
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