もくじ

 

週刊少年サンデーで連載中の

「十勝ひとりぼっち農園 ~おいしいカレーができるまで~」

 

2019年5月22日に発売された25号に掲載された

 

最新話71話を読んだので感想や内容の

ネタバレを紹介していきます。

 


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十勝ひとりぼっち農園【71話】のネタバレ!

 

十勝ひとりぼっち農園【70話】のネタバレ

 

できるまで71話 「そりゃそうだ」

 

 

2018年9月6日。

北海道胆振東部地震が発生した日の朝。
停電はまだ続いていた。

 

 

 

しかも水道までスットプ。

 

 

朝になれば普段通りに何もかも再開すると高をくくっていた横山園長。

 

 

この時点で漸くSNSなどで、
「北海道全域で停電!? 復旧まで一週間!?」

 

 

情報を集めて自体の深刻さに気づいたのだ。
と、充電できない事態に備えスマホの電源をオフに。

(こう言う時こそ冷静に)

 

自分に言い聞かせた園長は、まずは朝食を摂ることに。
冷蔵庫も使えなくなると、入っている食材を片端から調理する。

 

 

やたら豪華な朝食を食べ終え一息ついた園長は、
「買い出しだな」

 

 

停電し、テレビもネットも使えなくなると踏んだ園長が向かったのは本屋。
停電中時間をもてあますだろうことを最優先したのだ。

 

 

ところが本屋の店頭には、
”停電のため休業します”の張り紙が。

 

「そりゃそうだ」
(落ち着けー俺ー)

 

 

本屋の前で取り乱す園長。
少し考えれば当然のこと。どうやら全く平静ではないようだ。

 

 

そんな園長がふと目にしたのは、スーパーの前で列を作る人々。

 

 

一瞬、食糧確保に動こうかという園長だったが、
(イヤ違う!)

 

 

どうせ並んでも最後尾になると、
(売り場が落ち着く夕方にもう一度来ればいい)

 

 

列には加わらず一旦帰宅するのであった。
帰宅後。別紙の漫画を夕方までに一本書き上げようと一心不乱に原稿に没頭。

 

 

 

しかし、
(ていうか、一週間停電が続いたら・・・)

 

 

北海道中の漫画家が原稿落として大変なことになるという不安から逃れられない園長であった。

 

 

ともあれ書き上げた原稿を(データ転送も出来ないので)直接出版社へ持ち込み、改めてスーパーへ乗り付けた園長。

 



 

「よし、行列が無くなってる!!」
勇んでエントランスへ向かう。

 

しかし、スーパーの店頭には、
”停電のため終業します”の張り紙が。

 

「おわってるー!?」
そりゃそうだ。

 

 

「明日もスーパー開く保証なんかないのに・・・」
冷製を自らに言い聞かせてきた園長。

 

 

貴重な食糧備蓄を食い尽くし。
最初に行ったのは何故か本屋。

 

 

食料品買い出しを面倒がって後回しに。
完全に優先順位を誤ってきたのだ。

 

 

「一日中冷製でなかった!」
やっと気がついた園長なのであった。

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十勝ひとりぼっち農園【71話】ネタバレの感想

 

 

野菜栽培の台風の時もそうだが、どうやらこの横山園長、面倒そうなことがあると、なにかしら最もらしい理由を付けて「それをしないと後で大変なことになりかねない」作業を避ける性格なのだと言うことが良く理解できた回。

 

 

電気と水という二大ライフラインが奪われていて、しかも回復の見込みがないと言う時に、やれ退屈しのぎの本だの悠長に夕方まで仕事だのと言う謎の行動は、漫画としては面白いのかも知れないが、あまりの危機感のなさに、いい大人が阪神淡路や東日本震災のニュースを見て学んでなかったのかと唖然とする。

 

さて、この漫画の本題、野菜畑については一切触れられなかった回でもある。どうかこの上園長を追いつめるような被害が無いことを願っている。