第一部完となったドンケツ。
個性豊かなキャラクターが多いことがドンケツの魅力の1つ。ロケマサと並び月輪会で1位、2位を争う厄介者である「チャカシン」今回はチャカシンにスポットを当てた外伝の1話。
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ドンケツ外伝第2話「チャカシン」
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車を割り込まれいらつき、割り込んだ相手をボコボコにし最後は拳銃を発砲する。
その男の名前は「山倉 慎之助」
すぐ拳銃を発砲することからチャカシンと呼ばれている。
弧月組の組員である岩木に発砲したことを責められる。
次パクられたら10年は刑務所だ。
チャカシンはそれもいい。刑務所で死ぬなんて極道らしいと。
そういい岩木にいらつたから何か甘いものを買ってこいとパシる。
岩木が戻ってくるまで自分の事について思いふける。
「俺は厄介者だ 自分が嫌われていることも知っている
だからといって素行を改めるつもりはない 人に好かれようなどと思っていないからな」
後日、岩木は弧月組事務所で南原とチャカシンが買ってきたクリームパンを気に入った話をする。
そして、チャカシンがどんだけ扱いづらいかいろいろ愚痴りながらも、
最終的にはチャカシンを嫌いながらも、どこか憎みきれないと二人は話した。
チャカシンは岩木に教えてもらったパン屋へ赴く。
「おう ネェちゃん クリームパンくんないや」
そうがなるとパン屋の娘が驚きながら振り向く。
チャカシンは驚く。
そして、娘は今日はクリームパンは売れ切れだと言い、
自分がキープしていたクリームパンを差し出す。
帰り際クリームパンを頬張りながら改めて美味しいと思い、
明日も買いに来ようと帰っていった。
翌日朝一番にパン屋でクリームパンを全部買いたいと言い、
全部買う。
翌々日も全部買いたいと言うと、娘は他の客に迷惑になるから4つまでと言う。
チャカシンはその後毎日パン屋でクリームパンを4つ買いに行くようになる。
その姿を見て岩木は、「最近機、機嫌がいいですね?」と言うと、
以前なら激怒するはずだが、
チャカシンは照れながら「お前殺すぞ」と呟く程度だった。
チャカシンの意外な一面がみられる一時であった。
後編につづく
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