もくじ
「なかよし」で連載中の「ゆずのどうぶつカルテ~こちら わんニャンどうぶつ病院~」第2部、中学生編の最新話4話のネタバレを紹介します。
4話は2019年3月1日発売の4月号に掲載されました。
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あたたかい涙が流れる4つの感動の物語。
ここは、いろんなわんにゃんとその飼い主が訪れる青空町どうぶつ病院。
動物ニガテな小学生、ゆずは、母の入院がきっかけで、叔父のやっている動物病院に居候することに。ニガテなわんにゃんに囲まれて、途方にくれるゆずだけど、ある少年と彼の“お母さん犬”に出会い……!?死期のせまったお母さん犬、腎臓をわずらうアイドル犬、ペットロスの飼い主のところにきた二匹目、元気なのに何かが不思議な迷い犬。彼らが教えてくれたことは……?
ゆずのどうぶつカルテ2【4話】最新話のネタバレ
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3話のネタバレはこちら
4話「人なつっこい犬・ヒカル」
この間、八谷の様子が変だったと感じていた柚。そこに秋田犬のヒカルと飼い主の昇がやってきます。2人は動物病院の常連さんでした。
ヒカルは病院に来る犬の中でもトップクラスの人なつっこさで、初めて見る八谷に体当たり。八谷はヒカルを見て子供の頃飼ってたおはぎと見た目も性格も似ているとびっくりします。
「ハッチ先生のことだから、すごくいい飼い主さんだったんだろうね」と言う柚でしたが「いや、僕は最低な飼い主だった」と八谷は言うのでした。
それから数日、ヒカルと昇に会う機会が多く、そのたび八谷は泣き出しそうな顔になることを柚は気にしていました。
柚の叔父、秋仁が八谷の忘れ物を持ってくると、中にボロボロになったおはぎの写真が挟まっていました。獣医学部のころからその写真をしおり代わりにして大事にしていた八谷。
中学生のときゲップしているおはぎを置いて出かけた八谷でしたが、帰ると死んでしまっていたおはぎ。おはぎは「胃捻転」という胃がパンパンにふくれてねじれてしまう病気になってしまっていたのです。
大型犬がなりやすい病気で時間との勝負だから、すぐ病院に連れていけば助かったかもしれないとそのことをずっと後悔してきた八谷は「おはぎへのつぐない」から獣医を目指すことにしたのです。
柚はそれを聞いて、前回飼い主に「あとになって後悔しても遅い」と言っていたのは自分に向けて言っていたのか?と気づきます。
柚と八谷は買い物帰り、昇の叫び声を聞きつけます。昇のところへ向かうと、ヒカルが急に苦しみ出したのだと言います。
八谷もおはぎのことを思い出して顔面蒼白に。そんな八谷に柚はおはぎの写真を取り出させて「獣医になるためにたくさん勉強したんでしょ?前とは違う。
今のハッチ先生なら苦しんでる動物を助けられる」と言います。
八谷は柚の言葉を聞いてヒカルを助けることを決意。ヒカルの口の中を見て、ネズミ駆除剤を誤飲してしまったのだと気づく八谷。
昇はそれを聞いて涙目になりますが「どうぶつ病院できちんと処置すれば助かる!僕が助ける!」と言います。八谷は柚にも手伝ってもらってヒカルを助け、ヒカルを抱きしめる昇を見て柚もおもわず涙ぐみます。
何度もおはぎが助かる夢を見ていた八谷。
「おはぎもあんなふうに助かってもっと生きててほしかった」という八谷に柚は「ハッチ先生は何年も何年も苦しんでたんだ」とさらに涙をこぼします。
柚は返しそびれていたおはぎの写真を返して「この寝転がってるポーズ、あなたのこと大好きって喜んでるポーズなんだよ。
おはぎが体全体で表すくらい、先生のこと大好きだったんだね。そんな愛情いっぱいの子が先生のこと恨んでるわけない。頑張ってる姿きっと応援してるよ」と言います。
八谷は助けられなかった後悔は消えないものの、多くの命を救っていきたいから、見ててねとおはぎに語りかけるのでした。
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ゆずのどうぶつカルテ 最新話のネタバレ感想
「ゆずのどうぶつカルテ」新シリーズから登場したキャラクターの八谷ですが、そんなにつらい過去があったとは驚きました。動物を飼っているといつかはお別れの日が来ますが、自分が苦しんでいるおはぎを病院に連れていけば助かったかもしれないとずっと後悔していたんでしょうね。
しかし柚に「大好きだったんだね。恨んでるわけないよ」と言ってもらえて八谷はだいぶ救われたんじゃないかと思います。これからも1匹でも多くの動物を助けられるように頑張っていってほしいですね。
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