もくじ
週刊ヤングジャンプで連載中の『BUNGO』
2022年8月4日発売の最新話、第311話のネタバレです!
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『BUNGO』を読む
少年野球チームのない町に育った石浜ブンゴは買い与えてもらったボールをブロック塀に投げ込む毎日。そんな「壁当て」に心血を注ぐブンゴのもとに、少年野球日本代表の野田ユキオが現れて、二人は予期せぬ対決へ…!! のちに中学校で邂逅した二人は、揃って超強豪「静央シニア」へ入団する──!! 甲子園のための甲子園を超える死闘、中学野球で、少年達の情熱が乱れ弾ける──!!
『BUNGO』第318話のネタバレ!
ブンゴ【318話】悪者
7回裏、一打サヨナラのチャンスで打席に立ったのは文吾。
4対4と同点の状況で、彼はあることを心に決めていた。
それは、瑛太を勝ち投手にすること!!
文吾の打球が上がると、それは現実となる。
高々と上がったボール…。
バットを投げて走り出す文吾は、自然とベンチに目を向けた。
文吾の視線に気付き、目を見開く瑛太。
すると、文吾は笑みを浮かべる、瑛太に向かって指を立てる。
マウンド上では、崩れ落ちる宮松シニアの鹿島の姿…。
それと同時に、ボールはセンター方向のスタンドに入った。
悠々とベースを回る文吾を、睨みつけるのは宮松の真生。
そんな真生の視線を無視し、文吾は仲間の待つホームへと戻って来る。
サヨナラスリーランを打った文吾の元に、集まって来る静央の仲間たち。
後輩たちは、文吾の二刀流に尊敬のの声をかける。
幸雄はバッティング技術の修正を指導しようとするも、真琴はそれを止めた。
仲間たちに祝福される中、文吾は彼を見つける。
この試合、勝ち投手となった瑛太だ!
瑛太は涙を流しながら文吾に近寄り、喜びの声を上げるのだった。
一方、マウンド上の鹿島に近付くのは、杉浦兄弟。
涙する鹿島を立たせ、整列を促す。
両チームが向かい合い、これで試合終了。
その後、瑛太が真生に握手を求めるが…それを拒否した真生は、中指を立てて見せた。
そんな態度を見て、観客からは野次の嵐が…。
最後まで悪役を貫いた宮松シニア。
観客の野次などモノともせず、胸を張って帰っていくのだった。
一貫して悪役を貫いた宮松だが、その実力は確かなモノ。
強かった…。
静央の選手たちは、そう呟く。
ベンチ裏へと引き上げる文吾たち。
その道中、袴田は調子に乗るなと釘を刺した。
文吾の、最後の打席のことだ。
ただ、その事を自覚している文吾。
4番の幸雄には回したくない場面だと感じ、甘い球を狙っていたと話す。
それにしても、マン振りしすぎた…。
そんな文吾の言葉を聞き、成長を感じる袴田。
しかし、それ以上に文吾の凄さを感じている男が…。
今の話を聞いた幸雄は、二刀流のあのライバルを思い出していたのだ。
アメリカのエースで4番を努めた、マイケル…!!
幸雄は今、文吾の姿にマイケルを重ねるのだった。
ブンゴ『BUNGO』第318話の感想と次回予想
宮松シニアとの試合が、遂に決着しました。
中盤は宮松のペースでしたが、瑛太の力投によって終盤は失点を抑えます。
幸雄のバッティングで同点にまで追いつき、最後は文吾のサヨナラスリーラン!!決勝に進んだ静央は、太陽と対決します!
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