もくじ
週刊ヤングジャンプで連載中の『BUNGO』
2019年12月12日発売の2号の最新話、第212話のネタバレです!
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少年野球チームのない町に育った石浜ブンゴは買い与えてもらったボールをブロック塀に投げ込む毎日。そんな「壁当て」に心血を注ぐブンゴのもとに、少年野球日本代表の野田ユキオが現れて、二人は予期せぬ対決へ…!! のちに中学校で邂逅した二人は、揃って超強豪「静央シニア」へ入団する──!! 甲子園のための甲子園を超える死闘、中学野球で、少年達の情熱が乱れ弾ける──!!
『BUNGO』第212話のネタバレ!
ブンゴ【212話】選ばれし者
球場全体が大歓声に包まれ・・・。
この試合最高の盛り上がりを見せています。
それは・・・誰がどうみても、何をどう考えても、たとえ野球というスポーツを知らない者でも分かる・・・全てが決するとき!
この試合の命運は、2人の選手にゆだねられたのです。
その様子を見て、スタンドの家長は話し始めます。
これは、究極の矛と盾の戦い・・・。
なぜなら、2人は今大会において、1度も打たれたことのない投手と、1度も打ちとられたことのない打者だからです。
静央の投手、石浜文吾の成績は、8回投げて失点0、被安打も0の15奪三振。
当然、防御率は0.00です。
対する冨士ケ丘の河村は、13打席13安打。本塁打9本で打点が17点。
当然、打率は1.000.
この試合を決める対決は、共に完全記録同士の対決となったのでした。
打席に立った河村は、長かったと呟きます。
文吾との対戦を熱望していた河村ですが、この試合の先発に選ばれたのは瑛太。
静央は、何があっても投手に連投をさえない伝統がありました。
前の試合に投げている文吾がマウンドに上がることはない・・・。
それでも河村は、瑛太を打ち崩せば文吾が出てくると思っていたのです。
そして・・・河村の思いは、今現実となりました。
ここまでの過程を、ゲームのラスボスに辿り着いた気分だと話す河村。
試合前に自分が言った通りになったと言うのです。
さらに話を続ける河村は、ホームランを打った第1打席について語り始めました。
野田が前の試合で見せた片手ホームラン。
河村も、それを実践して見せたのです。
それは、野田のことを高く評価している文吾に、自分の方が野田より上だとアピールする河村の作戦でした。
そこまでして熱望した文吾との対決に、笑みを抑えることができない河村・・・。
自分と文吾は、選ばれし者だと話した瞬間・・・。
文吾がマウンドで振りかぶったのです。
その行為に、驚く河村。
スタンドも騒めきました。
なぜなら、河村はまだ構えておらず、審判も合図を出していません。
すのまま、内閣にストレートを投げ込む文吾。
カウントは無効ですが、長々と話す河村を黙らせる気合を見せたのでした。
ブンゴ『BUNGO』第212話の感想と次回予想
河村VS文吾。富士ケ丘との試合で、最大の見せ場となりました。この2人の対決で、この試合の行方が決定します。前置きが長く、河村が話し続けるシーンが多くありましたが、話せば話すほど河村に対する嫌悪感が増していきます。
完全にヒール役になった河村を、文吾が完膚なきまでに叩きのめす瞬間が楽しみです!ここからは数話に渡って、文吾と河村の勝負が描かれると思います。
勝負の結果は、文吾が河村を三振に抑える・・・。そう予想します。
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