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ビッグコミックオリジナルで連載中
黄昏流星群【第563話】のネタバレを紹介します。
563話は、2019年6月20日発売のビッグコミックオリジナルに掲載されました。
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黄昏流星群【563話】最新話のネタバレ
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563話 「闇からの星還①」
明日は私の48歳の誕生日だ。一人でそれを祝うための食材を手配している。
一人では炊飯器で炊くよりも、便利で経済的なパック入りのごはんを買うために地下2階に降りたが、突然男性にぶつかられた。
衝撃で倒れるほどの強さだったが、男性のスマホも落として壊れてしまった。私のせいではない。歩きスマホをしていた男性の方が悪いのだ。
だが突然地鳴りがしてきた。
ゴゴゴゴゴゴ!!
ドドドドドド!!
バキバキ!!
地震が突然襲ってきた。
どれくらい時間が経ったのだろう。地震はおさまったみたいだが、周りが暗くて良く見えない。
自分の感覚が戻ってきたが、左足に激痛が走っている。
どうやらがれきに挟まれて身動きが取れない状態になっているのだ。
おそらく巨大地震で私がいたショッピングセンターが倒壊し、私は地下2階に閉じ込められているのだ。じっと耳を澄ますと、あちこちからうめき声のようなものが聞こえてくる。
ウーン、
助けて!!
水水!!
痛い痛い!!
多くの人が被害にあったようだが、時間が経つにつれてその声もだんだん聞こえなくなってきた。助けは来るのだろうか?ここは街の真ん中だ。
そういう意味ではすぐに気が付き、助けが来ないはずがない。
しかし、日本中がこんな状態であれば、ここまではなかなか手が回らないかもしれない。
時々ウトウトと眠ってしまうので、どれくらい時間が経ったかわからない。足はしびれてしまった痛みを感じなくなってきた。そこにまた大きな余震が来た。
ゴオオオオ!!
ガラガラガラ!!
まだ生きている!!
えっ!!
近くで声がする。
誰かいますかー。
生きている人がほかにもいた。
それは先ほど買い物の途中でぶつかった人だった。話が出来るだけでも、気が紛れてありがたい。しかもペットボトルを持っていたのでのどを潤すことも出来た。
気を紛らわせるためにいろいろと話をした。私が飲酒運転で80歳の老女をはねて死ねせてしまい、3年間交通刑務所に服役したことも話したが、こんな環境だから話せたのだろう。
彼も話し出したが、8年前の二人の高校生が死んだ話だった。
黄昏流星群【563話】の感想
不思議な縁で、楠田正和という男性と一緒に生き埋めになった。多分もう助からないと言う思いがあったのかもしれないが、私が交通刑務所に3年間服役したこと、その結果彼氏に見捨てられて、それからずっと一人暮らしであることなども話した。
楠田氏も話し出したが8年前に不良同士の抗争で死んだとされている高校生二人の死が、実は楠田氏が殺したと言うのだ。極限状態の妄想なのか、それとも本当の告白なのか?どのような理由があってそんな話をするのだろう。
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