もくじ
週刊少年サンデーで連載中の「古見さんは、コミュ症です。」
2019年5月15日に発売され24号に掲載された
最新話196話の続き「清潔ですのつづきです」を読んだので感想や内容
ネタバレを紹介していきます。
古見さんは、コミュ症です。なので人付き合いがとても苦手です。でも友達が欲しい古見さん。人の気持ちを察するのが得意な只野くんが友達になり、その伝手で少しずつ友達がふえ、高校生活がだんだん楽しくなってきました。2年生になった沈黙の美少女・古見さんのコミュ症コメディー!!
古見さんは、コミュ症です。【196話-2】のネタバレ!
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196話-2「清潔ですのつづきです」
路上でしゃがみ込む潔清子(いさぎきよこ)に駆け寄る古見さん。
清子は、自ら被ったペットボトルの水でずぶぬれだ。
しかし、
「触らないで!」
清子に激しく拒否されいつものようにオロオロ。
すると何かに気づいた古見さんは画面の外へ。
ややして戻ってきた古見さんが、清子に差し出す手には包装も真新しい新品のタオル。
「!」
驚く清子が見上げると、古見さんの顔には流れる汗が。どうやら走って買ってきたらしい。
「・・・ありがとう」
古見さんと目は合わさないものの、その行為を受け取る清子だった。
「なんで私をつけ回していたの?」
体を拭きながら清子が問う。
問われた古見さんの方は、清子の選挙応援代表に自分がなることを拒否された理由を聞きたかっただけなのだが、
それでもどんなことを言ったらよいか思案を巡らしてオロオロするばかり。
と、清子が口を開く。
「・・・馬鹿よね」
自分が言われたとショックを受ける古見さんだが、どうやら自嘲らしい。
「自分で助けた人なのに、その人に触れたところが気持ち悪くて仕方ないなんて」
清子が路上で水を浴びたのは、横断歩道を渡りきれない老婆を親切に担いで運んだはいいが、その老婆が触れた背中が不快だったからだ。
「・・・わかってたでしょ?」
体を拭き終わった清子は、古見さんに背を向け、自分といると互いに不愉快になるのだから放置してくれと告げる。
しかし、古見さんはいつものノートにペンを走らせ、
(私、嫌われてますか?)
どうもズレてる古見さん。
今にも泣き出しそうにノートの両端をプルプルと震える指でつかむ。
清子の嫌悪は関係がない。
クラスで浮いてる自分は古見も嫌いなはず。
今はキライでなくてもすぐにキライになる。
そう面倒そうに説明する清子に、それでも古見さんは次のページを見せる。
(私がどう思うか考えてくれる人を、嫌いになんてなれません)
ページに顔を隠した古見さんには、一瞬、意外なものをみたかのような表情の清子は見えなかったか。
清子はいつもの硬い表情に戻ると、
「私が、嫌いだからよ」
自分への嫌悪を吐露し始めた。
ただのクラスメートという理由だけで応援代表を依頼し、古見さんの人気を票集めに利用しようと考えたことがあると。
「そんなことを一瞬でも考えた自分が」
大嫌い。
すごく悔しそうな横顔で吐き捨てる清子。
(じゃあ友達になりましょう)
ノートを見せる古見さん。今度は顔を上げ、しっかりと清子を見つめている。
相変わらずズレて見える古見さんだったが、そのペンは「饒舌」に清子に語りかける。
(友達だったら応援しても変じゃないですよね?)
利用されていることにはならないのだと。
そして、自分の潔癖性を顧みず、教室の清掃や人助けをする清子を讃え、
(だから応援したいと思いました)
清子は暫く黙ると、
「アナタに応援代表は頼めない」
応援を理由に友達になるなら、結局は汚い。
しかし、
「ただ、友達になって応援してくれるだけなら・・・それなら」
いつものようにフンフンと鼻を鳴らし喜びを表現する古見さん。
”スッ”
差し出された清子の手を握るが、
「領収証よ」
タオルの領収証を要求しただけと言い放つ清子であった。
その直後、目の前でめちゃくちゃ手を洗われショックを受けたが、古見さんにまた一人友達が増えたのだった。
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古見さんは、コミュ症です。【196話-2】最新話のネタバレ!感想
古見さんに、また変な友達が増えた回。
古見さんのまっすぐな真心を見せるには、潔清子は久しぶりに良いキャラクターだった。この漫画では、古見さんは尊くてみんなが距離を置いているというスタンスの仲、明確な拒否を示せる設定は難しかったろうと思う。
古見さんの成長記としての本作にとっては、大きなポイントだったと思う。否定的な者にも踏み込んでみる勇気。これでまた成長したね古見さん。
ただ一つ気になったのは、清子が路上に座り込んだこと、潔癖性の人は「道路は汚い」と思ってるのが普通。まあ、演出として飲み込もう。