もくじ
グランドジャンプで連載中の『プレイボール2』
2019年10月2日発売の第58話のネタバレです!
プレイボール2【8巻】の発売日いつ?
不朽の名作「キャプテン」「プレイボール」待望の続編!! 努力の天才・谷口キャプテンが率いる墨谷高校野球部は甲子園出場を目指し、金属バットではなく竹のバットで練習を重ねていた…。
しかし問題児・井口が“竹バット”の掟を破ってしまい──!?
プレイボール2【第58話】ネタバレ
58話 空気を読まぬ男
8回に一挙7点を失った墨谷。
試合の流れは完全に大島工業のペースでしたが谷口は諦めません。
何としても長打と力む谷口に半田はタイムをかけて、金属バットで振り切ることをアドバイスします。
3球勝負のシュートに詰まりますが、谷口は振り切ればファールになると打った打球は高く上がり3塁線に。
しかし上空の風に舞い戻されたボールは、まさかのレフトポールに直撃!
打った本人も驚くソロホームランで墨谷は逆転に成功しました。
あまりの出来事に狂喜する墨谷のベンチに応援席。
半田も谷口がファール狙いと気付いていましたが、バットを振り切ることで飛距離が出た谷口のパワーだと分析をします。
ベースを回る谷口を見ながら、川北商業もこれがあるから侮れないと改めて気を引き締めています。
ホームインして遂に11対10とリードした墨谷。
次のバッターの倉橋は谷口の最後まで諦めないプレーに感動したか、バッターボックスで思わず涙を浮かべてしまいます。
サイコーだぜと思いながら、誰もが谷口のようになりたくてもなれない。
倉橋の打球は強烈でしたがサードライナーに終わりました。
あと10センチ横に抜いていればヒットだったと、今までの大島からの流れを引き戻せなかった倉橋は、これが場の空気だと実感します。
勢いある時に良いプレーをするのではなく、逆境において球場の雰囲気に関係なく凄いプレーをする谷口に感心するばかりです。
9回ウラはピッチャーはイガラシに交代し、谷口はそのままショートに入ります。
谷口に感動したのはイガラシも同じでした。
谷口の執念が吹かせたともいえる上空の風に気をつけるべくゴロで、しかもショートゴロ3つと気合いを入れるイガラシ。
三遊間の強烈な当たりも谷口のファインプレーであっという間にツーアウト。
最後も注文どおりにボテボテのショートゴロですが、バカヤローと最後ぐらいは俺に任せろと華麗なフィールディングでゲームセット。
谷口から感動をもらったのは松川も同じようでした。
最後は三者凡退で墨谷が勝利を収めました。
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『プレイボール2』ネタバレの感想
谷口の圧倒的な存在感を示した9回のホームラン。 今風に言えば「谷口、感動をありがとう」という感じでしょうか。 谷口信奉者の丸井の喜ぶ姿が描写されていなかったのは残念ですが、その代わり倉橋、イガラシとバッテリーには十分に感動ぶりは伝わったようです。
イガラシも1点リードのプレッシャーでしたが、谷口の激励に気持ちも乗り、途中で1年坊主を信用できないとした谷口も心境の変化が見られ、良い相乗効果を生み出したようです。
意外なのは松川。 大人しそうな顔して俺も参加させろと、イガラシをバカヤロー呼ばわり。 ショートゴロをサードが奪うシーンは、ミスタープロ野球こと長嶋茂雄氏が実践したハッスルプレーのオマージュでしょう。