フルーツ宅配便【83話】のネタバレ「青りんご」最新話の内容と感想

 

ビッグコミックオリジナルで連載中の

フルーツ宅配便の最新話83話のネタバレを紹介します。

6月19日発売された第13号の内容です。

 

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フルーツ宅配便【83話】最新話のネタバレ

 

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第83話「青りんご」

 

 

ミズキは高校を卒業するが、東京へ出てアイドルになりたいと思っている。

 

芸能事務所に履歴書を送ってみたが、

どこもダメでとりあえずは地下アイドルになろうと思っている。

 

 

今、付き合っている彼氏のタカノリは

特に夢というものを持っておらず、地元で就職すると言っている。

 

タカノリと別れ東京に出た。

 

 

秋葉原の近くの居酒屋で

アルバイトをしながら夜は東京ライブ館を借りてライブをやってみた。

 

 

 

しかし、ファンが全く増えないので、

ライブをやるたびに赤字で、下手をすると今月のアパート代も払えないかもしれない。

 

 

どうしようもなく、

地元に帰ってお金がたまるアルバイトを探した。

 

 

地元でお金を稼いで貯金し、有名な先生に作詞作曲をしてもらうのだ。

 

そしてCDを作り勝負してアイドルを目指すのだ。

 

 

まだ、夢を捨てたわけでは無い。

 

ある日、地元で就職しているタカノリと出会ったが、宅配便の仕事をしていた。仕事が楽しいか聞いてみると、楽しくないと言う。

 

 

そんな楽しくない仕事を続けて、年をとって行ってそれで良いのだろうか。

 

 

私はスターになって有りきたりじゃない人生を送るのだと心に決めている。

 



 

手っ取り早くお金を稼げるデリヘルで仕事をする事にした。

 

初めての風俗経験で名前は青りんごだ。

 

 

初めての客はいい人だった。

 

私の夢を話し、アイドルでなくても芸能人になりたいので、次も指名して欲しいとお願いをした。

 

そして、その人は次に本指名をしてくれた。

 

 

本当に助かる、有難い。

 

その人の仕事は地味な仕事で、

決して給料は高くなく、私を指名するために飲み代を節約してくれているらしい。

 

 

その人と話をして分かったが、

決して派手な生活を目指しているわけでは無く、普通の幸せを望んでいるらしい。

 

 

ある日見た事らしいが、

高級レストランでなく牛丼屋で親子3人が2人前の牛丼を分け合って食べていたらしい。

 

 

その家族は本当に幸せそうで楽しそうに見えたと言う。

 

 

本当の幸せとはそういうものかもしれない。

 

その話は私の胸に響いた。

もしかすると私の望んでいたことよりもほかに、もっと幸せなことがあるかもしれない。

 

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フルーツ宅配便　最新話のネタバレ感想

 

普通の生活と普通の幸せ、それを我々はなかなか感じ取れることが出来ないのかもしれない。

 

他の人が派手な生活をしているのを見たとき、幸せそうには見えるが、派手な生活と幸せとはまた別のものなのだろう。

 

デリヘル嬢が稼いだ大金をもって、ホストクラブで豪遊すると言う話を聞くが、いくら大金を稼いでも、どこか満たされず、淋しくてホストクラブに通うのだろう。

 

何も波風の立たない平穏な生活と家族、それが一番の幸せなのかもしれない。

 

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