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週刊ヤングジャンプで連載中の『キングダム』
2018年17号3月29日発売の第553話のネタバレです!
時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!!
2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!
『キングダム』第553話「ルーディン」
兵糧が残りわずかとなってしまった壁・楊端和連合軍。
趙主力の3軍を秦軍も3軍をもって撃破し
趙軍の戦力の低下を狙った作戦を提案する楊端和であった。
失態続きの壁は楊端和に汚名挽回のため決死の主攻3軍の一端に入れて欲しいと嘆願する。
そして、楊端和は壁を三軍の一角に入れることを決意し、
壁に失態をするなと檄を飛ばした。
壁は主攻3軍の1つの軍メラ族の軍に組み入れられていた。
そのとき、メラ族族長カタリとその妹キタリは壁に挨拶しに来た。
そして、メラ族5千が決死の覚悟で戦うことを宣誓した。
カタリは言った。
山の民はあなた方のことが
あなた方が思っている以上に好きであると。
「ヘキショウグン!」
そして、壁は山の民の言葉で出陣を意味する言葉で全軍に檄を飛ばした!
「ルーディン」
3軍が陣地に布陣しはじめ、その全貌を楊端和は眺めていた。
壁・メラ族連合軍には次兄ブネン
バジオウ軍には長兄ゴバ
フィゴ王には末兄トアク
がそれぞれ対峙した。
しかし、相手方3軍は昨日の戦闘よりも倍以上の数に膨れ上がっていた。
そのため、楊端和の作戦が
戦闘前に破綻してしまう可能性も出てきてしまった。
だが、戦闘前に猿手族の族長エンポじぃを
楊端和は呼び出しておりなにやら秘策がある模様だった。
一方趙軍側では舜水樹が兵糧を切れかかった秦軍がこちら側の3軍を狙って趙軍の戦力のそぎ落としにかかってくることなど、百も承知であるかの如くであった。
そして、猿どもの考えることはすべてお見通しだと言い放ち、
兵糧切れを待たずとも迎撃して今日決める腹づもりであった。
その眼光は冷徹に戦場を見つめながら。
『キングダム』感想と次回の予想
壁はいつまでたっても頼りがいがない印象を何とかしてほしいもの。
逆に楊端和はどんなに劣勢で
あろうとどうにでもしてしまいそうなカリスマ性を持つので頼もしい。
次号は激闘必至!バジオウの活躍に乞うご期待。