もくじ
週刊少年ジャンプで連載中の『逃げ上手の若君』
2023年1月7日発売の6.7号に掲載された
最新話、第93話のネタバレです。
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逃げ上手の若君【93話】最新話のネタバレ
逃げ上手の若君 93話「ディベート1335」
確かな知識とディベート力に優れた足利直義。
自分に論戦に挑むのであれば、幼子にも容赦しないつもりだ。
北条時行は、仲の良い兄弟を引き裂き、多くの庶民から故郷を奪った足利家を非難する。
その行動に正義はあるのかと問い質すのだった。
故郷を守るために戦うのは当然と主張する時行。
北条家の私情によるものだと反論する直義。
庶民を守るのであれば、鎌倉を諦めるべきだったというのだ。
鎌倉の復興は足利家の功績だと直義はアピールするが、それは北条から没収した資金があればこそ。
直義は時行の意見を遮り、今度は論点ずらしに持っていく。
幼子の10歳にしては饒舌すぎる、時行の態度を指摘するのだった。
頼重の策であることも想定内。
そもそも反乱自体が時行の意志かと確認する直義。
傀儡の子とそれを利用する大人たち。
どこに正義があるのかと、直義は厳しく時行を糾弾する。
隙のない論理性の直義に降参寸前の時行。
しかし、時行を思いやる直義の言葉が事態を好転させる。
直義の上辺だけの言葉を聞いた時行が、冷静さを取り戻したのだった。
頼重の助け舟もあり徐々に立て直していく時行。
北条より私情に偏る後醍醐天皇を糾弾しない足利は、帝に謀反する気だと予見する。
そして今度は少年の立場として。
二度も裏切る足利に対して、気持ち悪いし大嫌いだと大声で叫ぶのだった。
北条側につく味方からもやんやの大喝采。
直義は時行が持つ激情の強さを見誤っていたと後悔をする。
かくして直義の降伏勧告を拒否した時行。
これ以上の問答は不要である。
いざ、兵刃を交える時がきた。
逃げ上手の若君【93話】はこんな話でした。
論客の直義と時行のレスバトル。
時行は終始劣勢になるも、上辺だけの直義に目が覚めた。 帝も謀反するつもりかと足利家の痛い所をつく時行。
最後は理屈よりもストレートな感情的な言葉の方が、家来たちには響いたようだ。 交渉は決裂して、次回は戦いへと舞台が移行する。
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