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新黒沢 最強伝説の最新話154話のネタバレを紹介します。

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新黒沢最強伝説【154話】最新話のネタバレ

 

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第154話「翻弄」

 

神林はじめ、一門の門弟には数々のトリックや罠にはめられ、えらい目にあわされた。

 

 

しかし、木刀による真剣白刃取りになってから、意外にも恋之助のまじめな取り組みによって様相が変わってきた。

 

 

逃げ回っていた恋之助が覚悟を決め、木刀を受ける側になっても、逃げなかった。覚悟を決めて、運命に向かって来た。

 

 

やっと本当の対等な決闘になったと思ったときに、二時間前に降った雨による濁流が襲ってきた。

マダムはじめ観客はすぐに逃げ出し、被害がなかった。

 

 

神林や門弟一同も、とっさに綱や物につかまり難を逃れたが、なんと中洲にいた当事者の二人、つまり黒沢と恋之助の二人が鉄砲水に呑み込まれた。

 

 

突然現れた、のたうつ大蛇に二人は呑み込まれてしまったのだ。

 

周りの人間にはどうすることもできない。

 

ただ茫然とあまりの出来事を、見つめることしかできない。

 

 

この事態が起こる少し前までは、決闘の行き着く先だけに興味を持ち、最後の真剣白刃取りの勝負の決着がどうなるかを見つめていたマダムたちの前から、肝心の二人が消えてしまったのだ。

 

 

 

人間たちが企てたショーを一瞬のうちに、自然が、もしくは天が、もしくは神がその企てを否定するように、吹っ飛ばしてしまったのだ。

 



 

 

小さい存在の人間が、何を偉そうに自分たちで運命を決めるような企てをするのだ。

お前たちにそんな力はない!!

 

この鉄砲水で、そのことがよく分かったであろう。

 

 

くだらない企てはやめろ!!とあざ笑うように、人間の企てを破壊してしまったのだ。おばばの命により、門弟は一斉に恋之助を救助するために、濁流に沿って走り出した。

 

 

しかし、走ったところで、追いつくわけでもなく、救助の道具を持っているわけでもない。

結局打つすべもなく、ただ己の無力を感じるだけだ。

 

 

黒沢と恋之助は、濁流の中を、浮き、沈み、浮き、沈みを繰り返しながら流されていた。

ただ無力に、翻弄され流されるだけである。

 

 

流されながら、恋之助は川に垂れている枝を見つけた。あれに摑まればなんとかなる。

 

しかしあと少しのところで手が届かない。

その時、恋之助の後ろから、ドン!!と押された!!

その勢いで枝をつかむことができた。

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新黒沢最強伝説 154話ネタバレの感想

 

真剣白刃取りの結末はあっけないものだった。自然の猛威に、簡単に結果が出た。黒沢と恋之助は、鉄砲水に流され、なすすべもないまま流されていく。

 

人間の人生そのものを示しているようだ。自分でどうすることもできない、例えば「がん」、例えば「心筋梗塞」、いずれも知らないうちに、体を蝕み、一生懸命生きている人間をあっさりと殺してしまう。それらと大して変わりはない。

 

しかし人間はもがき、苦しみながらも生き続けたいのだ。黒沢は、濁流に流されながらも、恋之助の生きざまを改めて評価し、生かすために後ろから援助して枝につかまらせた。

 

命のやり取りをした二人に、やっと友情が芽生えたのかもしれない。

 

 

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