もくじ
アクタージュ act-age【第51話】は
2019年2月4日(月)発売 週刊少年ジャンプ2019年10号に掲載されました。
最新話のネタバレを紹介します。
気になる方は、読んでください。
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ストーリー
大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!!
アクタージュ 51話 最新話のネタバレ
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51話「立ち方」
『銀河鉄道の夜』の芝居のクライマックスで阿良也は30秒以上静止したまま動くことができなかった。
阿良也が動けなくなったことは理解できるが、なぜ夜凪まで動けなくなってしまったのかと、周囲のものも心配していた。
星アリサは「この舞台は巌裕次郎の喪失という現実が阿良也に影響を与えて生まれたもので、たとえ芝居が素晴らしくともこの舞台は失敗だ」と心の中でつぶやく。
そして、「阿良也はもう立ち上がれない」とも思う。見守る演者たちが、「この舞台を終わらせるには夜凪が阿良也を振り払って別れを告げるしかない」と思うものの、それは阿良也にとって残酷だとも思う。
なぜなら阿良也は巌のことが大好きだからこそ別れられず動けないのだから。そんな状況のなか、景は巌との会話を想い出していた。
巌は景に、「昔一人の女優の役者人生を終わらせてしまい、それで自分は芝居で役者を救える演出家になろうと思った、そのために劇団天球を立ち上げた」と語っていた。
だが、まわりからは「芝居で人を救いたいなどくだらないエゴイズムだ」といわれたとも語る。だが、景は「でも皆ちゃんとキラキラしてるわ、巌さんのおかげで」と切り返すが、巌は「それは俺が死んだ後に分かることだ」と返す。そして二人はある結論に達していた。
「お芝居は、誰かと出会わないと演じられなくて、でもいなくなった人との思い出も、お芝居に出来て、そう、俺たちはたとえ死んでも一人にはなれない、その幸福に気づくことを芝居という、だから俺たちは信じるだけでいい、役者を演じることだけが演出家の仕事だから」。
シーンは再び公演中の舞台袖から阿良也と夜凪を見守る演者たちの視点へ。
彼らは、役者としてすごい勢いで化けた阿良也に対し、悔しいという気持ちを隠せないでいたが、それでも阿良也を尊敬していた。
「だから立ってくれよ」「阿良也!がんばれ!」彼らは叫んだ。
そして阿良也は立ち上がった。
「やっと思い出した、いつもの立ち方」。立ち上がった阿良也を見て、夜凪は、そのときをずっと待っていたかのように、そしてまるで巌が乗り移ったかのように、「ああ、よかった、僕は行くよ」と笑った。
それと時を同じくして、巌はアリサへの償いの気持ちを抱きながら息を引き取った。
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アクタージュ 最新話のネタバレ感想
共演者たちが阿良也へのライバル心や嫉妬の気持ちも忘れ、阿良也を必死に応援していて、とても感動しました。彼らは心のどこかで阿良也のことを尊敬していたんですね。
最後のシーンで「ああ、よかった、僕は行くよ」と言った夜凪は、本当に巌が乗り移ったかのようで、巌がこの舞台を通じて、阿良也、他の演者、星アリサに伝えたかった気持ちが伝わったんじゃないかと思えて、巌は安心して旅立つことができるなと思いました。
これで、今回の話もクライマックスかなと思うので、今後の新展開に期待したいです。
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