もくじ

アクタージュ act-age【第47話】は

12月17日(月)発売 週刊少年ジャンプ2019年 4・5合併号に掲載されました。

最新話のネタバレを紹介します。

 

気になる方は、読んでください。

 

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ストーリー

大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!!

 

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アクタージュ 47話のネタバレ最新話

 

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47話 阿良也の芝居

「父さんはきっともうじき帰ってくると思う」

 

「皆がそれを言うよ 冷やかすように」

「けれどもカンパネルラだけは言わない」

 

最終幕は、阿良也演じるジョバンニのそんな回想から始まります。

 

そして再び銀河鉄道の中の芝居へ変わります。

 

別人のように、表情も生き生きしはじめるジョバンニ。

 

虚無と幸福、正反対の感情を瞬時に切り替えられる阿良也に、観客席はのめりこみつつも危うさを覚えます。

 

この先の展開や銀河鉄道の秘密を知っている客席から見ても、友達と過ごす純真な子供という芝居があまりに自然だったためです。

 

カンパネルラが

死んだことにまだ気づいていないジョバンニは、楽しそうに彼に話しかけます。

 

「僕達ずっと一緒にいようね」

 

黙り込むカンパネルラに、ジョバンニも異変を感じます。

 

それまで他の団員の芝居が注目されていましたが、クライマックスに近づいて阿良也=ジョバンニが圧倒的に存在感をもちはじめます。

 

回想シーンでの一人芝居とのギャップがそれを際立たせます。

「俺は経験を喰って芝居をする」

阿良也にとって

孤独を演じるのはすでに知っていたのでたやすいもの。

母親との会話の演技は詳しくなく難しかったため、夜凪の家族への感情を参考にしました。

「カンパネルラとの幸せを演じるのは簡単だった」

 

それは厳と出会えたから、

と病院にいる厳のことが阿良也の脳裏によぎります。

「思い出がこんなにも心を乱させるなんて知らなかった」

 

阿良也は、出会いと別れを教えてくれた厳へ、胸の中で感謝します。

「俺はあんたの死を喰らってより高みへ至る」

 

返事をしてくれと

カンパネルラに詰め寄る阿良也の演技に、稽古の比ではないと団員すらざわつきます。

 

夜凪を厳と重ねることにより、

役とよりシンクロするのだ、と夜凪によって奮起した七緒は感じます。

客席で見ていた千世子も、

阿良也と同じ芝居をする役者を知っていると夜凪を思い返します。

「不幸も幸福も すべて自分の血肉とする怪物」

それが憑依型カメレオン俳優の明神阿良也であり、今日出会えてよかったと評価します。

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